4月に入ってから3回目のブログ更新です…
みなさん、お変わりないでしょうか。
すっかりブログから遠ざかっている毎日…。このままフェイドアウトかな…と思ったりもしていますが、
なぜかアクセス数は、ここのところとても多いので、とりあえず今はまだこのままかな、と思っているところです(ブログを始めてから1番のアクセス数の月になりそうです…)。



ほとんどブログを読むこともなくなり
生活激変で、本も読めない日々でしたが
やっと数冊読みました。

そんな中の1冊
「明日の食卓」  椰月美智子




明日の食卓明日の食卓
1,728円
Amazon

椰月美智子さんは
児童文学作家さん。

子どもたちが喜んで読む本…
というわけではないですが、
しずかに心に響く本を書かれる方というイメージが私にはありました。
良質な物語をきちんと描く作家さん。

そして…、この「明日の食卓」

これは児童文学ではありません。
椰月美智子さんもここのところ
一般書を書くようになっています。

児童文学から一般書に移っていく方多いですよね。
森絵都さんしかり、角田光代さんしかり…

さて、この「明日の食卓」

「今」の育児を描いている作品なのかも。

始まりが
母親による児童虐待の描写から…。

どんな話なのか全く知らずに読み始めたので、「え!?」と驚いてしまいました。

そして、お話は3人のイシバシユウ君が育つ3つの家庭の中での出来事を
描きながら、そこからどうやって
最初の虐待のシーンにつながっていくのか
ハラハラしながら読むことになりました。
一気に読めましたよ。

それにしても!
その3つの家庭の父親!!
父親はなにをしてるんだか…
母親と息子にクローズアップしているとしても、あまりにも父親が情けなかった…。

そして、3人のユウ君の中でも
優くんのその後が気になった…。

どんなに忙しくても
本を読む時間だけは守りたい!と
切に思った4月でした。

5月は本のことをブログに書けるように
なるといいな。