いとうひろしさんの、おなじみ「ルラルさんシリーズ」の8作目が、低学年の課題図書に選ばれました。

ちょっとのんきなルラルさんとその仲間たちのお話。

「ルラルさんのだいくしごと」

今回のルラルさんは、屋根の雨漏りを直すため、屋根にのぼってだいくしごと。
雨漏りの箇所はすぐに見つかり、だいくしごとはちゃっちゃと済ませることができました。ところが屋根から降りようとしたら…屋根にかけていたハシゴが倒れています。そこでルラルさんは庭のみんなに声をかけるのですが…


大きな事件がおきるわけではありません。庭のみんながとった行動に、おこりんぼの主人公だったら、怒りまくって違う話になるかもしれません。
でもルラルさんの心は空より広い!
読んでいるこちらも、せかせか急ぐ必要はないのかな、空を見上げて深呼吸しなきゃな、と思わせるお話になっています。

最近ルラルさんは読み聞かせしてませんでした。これを機会に以前のルラルさんも読み聞かせしてみようかな。