それぞれの人生という名のストーリー | いつもの中に幸せを見つける高知のビッグマザー

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生まれ育った高知の海や空が好き。
なんでも笑いに変えていくことは特技。
仕事は介護保険外で痒いところに手が届く「フリーランスヘルパー」

こんばんは!



この度


エデンの森
いっぺん死んでみる
〜今を生きるためのWS〜
認定講師となりました




なんでも屋の
たかまつひとみです


海に行ったらハマエンドウの花
もう咲いてた



💎



私はその人が
どこで生まれて
どんな風に育って
どんな人生を歩んできたのかという
話を聴くことが好きだ





結婚式場の司会時代は
新郎新婦の生い立ちを聴き
2人の出会いから結婚にいたるまでを聴いた





それをストーリーに書き上げ
披露宴の初めには必ず
おふたりの紹介として読み上げた




結婚という特別な日を
彩ることができるようにと
しあわせなエピソードを多く盛り込んで
書くように心がけていた





その後、
老人施設の相談員となり
より長い70〜90年ものの
人生の物語を聞くこととなった





その物語は
しあわせなことよりも
辛かったこと
悲しかったこと
苦しかったことが多く
それでも力強く生きてきた人の
長いストーリーだった





ある人は手足に不自由をかかえ
ある人は3分として記憶が持たず
そして自分の人生を語ることが
叶わなくなった人もいた






入所の窓口であった私は
申し込みがある度に訪問し
ひとりひとりのストーリーを聴き
フェースシートに書いていった





ご自身で語ることが叶わなくなった場合には
そのご家族に聞くしかなかったけれど
家族の語るその人のストーリーは
ほぼ想像で語られることが多く




たぶんこうだったと思います




という言葉で結ばれることが多かった






そして
ヘルパー事業所の責任者となり
やはりここでも
サービス開始前には
生育歴や職歴
どんなことが楽しみで
どんな人生を生きてきたか聴き





サービスが始まると
訪問中にも




子供の頃のこと
どんな遊びをしたか
なんと呼ばれていたのか
勉強は好きだったか
どんな友達がいたか
何になりたかったのか
どんな仕事をしてきたか
結婚は?
子どもさんは?
出産の時って?
エトセトラエトセトラ······





などなど
その時時に質問を投げかけると
それは嬉しそうに
次から次へと語ってくれる方が多かった







いいことばかりじゃ
なかったかもしれないけれど
波乱万丈な人生だったかもしれないけれど
時を経て
穏やかに話してくれるストーリーは
時に涙を流し
時には笑いがこぼれる
間違いなくその人の人生を
彩り豊かにしてくれた経験ばかり





私もあなたも今、
人生という名のストーリーを生きている






そのストーリーは
作られたフィクションでなく
どれもがノンフィクション
ドキュメンタリーだ




曇ってたけど海に行ったら収穫あり♪