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こんにちはニコニコ


拙いブログにお立ち寄りいただきありがとうございますニコニコ飛び出すハート


年始に実家に私だけ帰らなかった(自分の実家なのに)私の、久しぶりの帰省の時の出来事です。


長いですが、よかったら最後までお付き合いくださいニコニコ


うちの両親は、ざっくり言うと超心配性です。



両親に心配をかけたくないため、乳がんであることは両親には内緒にしています。




今年の年始には、両方の実家に私だけ顔を出しませんでした。



絶賛抗がん剤中だったこともあり、副作用で不調だったので、お正月も自宅で休ませてもらっていました。



昨年の秋頃に会って以来、今年に入って4月も末になってから、久しぶりの実家です。



それまでは月イチくらいで実家に行っていたのですが、娘たちもそれぞれ忙しくなったりもありますが、これだけ間が空いたのは初めてのことでした。



久しぶりの再会となると、私には激しく変わったところがある故に、戸惑いを隠せない驚き



そうです。

私、両親に会わないうちにおハゲちゃんになっちゃってます。



おハゲちゃんがバレたら、抗がん剤をやったことを言わなくてはならない。



癌じゃないと言い張っているので、説明をしなくては。



ママとばぁば、バトルになる予感がする〜🤭、と言う娘たちに激しく同意でした笑



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ここで余談なのですが……


実は娘たちも、私が癌であることは知りません。 

いろんな考えがあると思いますが、私が娘たちの年代の頃、親の健康を信じて疑わず、毎日を楽しく過ごすことばかり考えていたので、自分と同じように親のことは何も心配せずに過ごしてほしいと考え、そう決めました。


入院は全部【予防切除】と言ってます。全くの嘘ではないので……

でもいつかは本当の事を伝えるつもりです。


長い余談、失礼しました。



話を戻しますね。



私の両親に抗がん剤のことを話さなくていいなら、それがいいな〜。



おハゲを隠しきれるなら隠してしまおう。と思い、バレるまでずっとウイッグでいるつもりでいました。

バレぬなら隠してしまおうおハゲちゃん

(ひとみ・心の俳句)



1日中かぶっているつもりで、ルームウイッグで挑みました。



参戦ウイッグ ⬇

 


寒がりの父のために、4月なのにまだ出してあったコタツの中で、ダラダラゴロゴロしていたらバレました。



ズラがズレていて、地肌が見えていたそうです。気が付かなかった…!



娘たちが私のヅラがズレたりしていないか、ちょくちょくチェックしてくれていました。



次女いわく「ママに『地肌見えてる』と言おうとした瞬間にばぁばにバレてた」と言っておりました。



ついでに「姿勢悪すぎだしね」と次女に怒られる母親(私)



実母いわく「娘(私)のことは小さな違和感でもわかるのよ」、とのこと。



私も娘がいるので、納得してしまいました。



そして実母へ、おハゲになった理由を説明しました。



 

①私は癌家系だし、遺伝子検査をしたら、乳がんと卵巣がんになりやすい。

(遺伝性乳がん卵巣がん症候群をそういう言葉でざっくりと説明しました)

※このことは以前から話してありましたが、納得してもらうために改めて話しました



②MRIとPET-CTの画像診断で、肝臓に癌の反応があるのとないのに分かれた。

機械に映らない癌がいるかもしれないので、念の為に抗がん剤をやることになった。

とにかく不安や心配が少しでも減るように、納得してくれるまで何度も説明しました。



何度も同じ話を繰り返す私と実母を

見かねた実父が「はい、もうおしまいね😄」と止めたほどに、繰り返し説明しました笑



癌だったということは隠していますが、抗がん剤をやったきっかけは嘘ではないのです。



苦しい説明かもしれないけど、納得してくれたと思います。

実母が眠れてないかもしれなくて、娘としては心配ですがアセアセ



孫Loveな私の両親が、孫たち(私の娘たち)に「ばぁば、本当だよ〜。心配しないで大丈夫だよ〜」と言われたのが一番説得力があったと思います。



そもそも一番最初の手術をした時も、実の両親に秘密で手術を受けました。



私も子供がいるので、親としての立場から考えると、子どもにそんな大事なことを内緒にされたら辛いな…と思いました。



散々悩んだ末に、超心配性の実の両親のことを考えて、初めての手術の時は事後報告の形を取りました。



乳がんじゃないのに、予防で切除したと言い張る私。



苦しい言い分だと思います。



でも実の両親がショックを受けて、どうにかなってしまうかと思うと、癌だなんて言えないと思いました。



最初の手術後、退院してから少し経ってから、手術したことを電話で伝えました。



その翌日に、「心配で眠れなかった、実際に私の顔を見るまでは安心できない」と言って会いに来てくれました。



私の娘たち(私の両親にとっては孫)に「ママは大丈夫だよ。元気だよ」と言われたのが一番効果的だったようで、顔を見る前よりは安心して帰っていきました。

娘より孫を信じがち



ちなみに2度目の手術(右腋窩リンパ節の郭清と同時両胸再建手術)をしたことは言っていません。



とりあえず今回も、ヅラになった顛末を力技で納得してもらったので良かった。



そこからはズラも外して、ケア帽子姿になりました。



実家でケア帽子姿で過ごせて、気持ちも頭もとても楽でした。



これから実家に帰りやすくなりました。



でも心配はしていると思うので、安心してもらえるように元気でいなくちゃなーと思っています。



今回、実家であっさりバレたので、義実家でもバレるかも知れないなー。

義兄に笑われそうでちょっと嫌だな〜。



なんとか自然に見えるよう、上手くウィッグをかぶれるように修行したいと思います!


ウィッグが上手くかぶれるようにがんばる〜!