ございません。むしろ、膨らむ一方で あります。さて、いよいよ、迫りくる大事な課題の前に一度 深呼吸して気分を入れ替えたいところです。とはいえ、国や地球規模の不安さえも やはり、絶えることはございませんが・・・・・。心配ですね・・・。
Never give up!
今年 生誕200周年記念を迎える F・リストと共に、
最も関心のある作曲家の一人。
なぜなら、自分の人生において、かけがえのない存在なのです。
今日は、その べラ・バルトーク のお誕生日なのです
リスト音楽院では、彼が教授だった当時に教えていたその部屋で 私もレッスンを受けていました。
アルゲリッチと同じお誕生日であることと同じくらい、自慢できること(もちろん生まれた年はちがいまーす。)
忘れもしない、あの重いピアノ・・・ヤンド-先生が使っていた楽器の方には、(現在も使用されていらっしゃることでしょう )頑丈にもう一つ鍵がかけられていたりして、 もちろん どちらも良いコンディションのピアノではあっただろうけど
部屋の鍵を開けたって 決して使うことはできませんでしたよ。
それほど、大事にされていたのですね。
留学中は、ピアノ・ソナタを徹底的に、勉強し、テクニックの大事さを
改めて 痛感。
そして、帰国当初行ったコンサートの一つでは、バルトークのヴァイオリンソナタを含む、素晴らしい作品の
数々を 我が国の研究者の第1人者でもいらっしゃる素晴らしい先生に聴いていただくこともできたりして、
ますます、愛着を覚えた次第であります。バルトークは、ご存知のように、ピアノ教育にも、関心が強く
小さい子供の教材には、オクターブ(完全8度音程。2つの音の間で、低い方の音と高い方の音との振動数の比が1:2であるような音程。この2つの音は、同じ音名を持つ。)を使用しないでとの、注意書きもあったりしますが、ある一定の曲目から、オクターブ奏法が
バンバンしかし、自然の成り行きによって注ぎ込まれるかのような仕組みで、
改めて、この作曲家の深い愛情を感じます。
![一<hito> ときドキッ ひと。/ Pianist 岡 ひとみ(一美)のブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110313/22/hitomi0605/56/fe/j/t02200293_0800106711107126156.jpg?caw=800)
リハを聴いて頂いたときに、ちゃっかりサインまで いただいちゃいました。
多数のバルトークピアノ曲集を
校訂協力、新刊も続々 刊行されています。http://www.shunjusha.co.jp/series/41/
その節は、お世話になり、本当に 有難うございました♪
またそれと並行して 留学時代に 共に研鑽した仲間たちの
留学中、そして帰国後の演奏を聴いたり、
懐かしいハンガリーの大地の、そして街の佇まいを忘れられず、
いつも、そばにありたい、挙句 弾きたい!!!という気持ちは
一向におさまらず、最早 つのるばかり。。。
実際には生活していく上での不便もありましたが、世界遺産でもある首都で、大事な仲間たちに支えられ、身を沈め、しっかり勉強できたことは、いま、考えてみると 何事にも替え難い 経験でした。
というわけで、一度、この場を借りて、勝手に 整理をしたいと思います。
(よろしければ、ご参考までに
)
![一<hito> ときドキッ ひと。/ Pianist 岡 ひとみ(一美)のブログ](https://stat.ameba.jp/user_images/20110314/14/hitomi0605/69/91/j/t02200165_0800060011107694934.jpg?caw=800)
日本語版ですし、こちらでは輸入版として3,000ー以上の値段で、売られていて
2度 ビックリ 本場は、やはり、色々 発掘できて 面白い。
日本で、EMB版(通称ブダペスト版)を買おうとすると、
他の専門書同様、重要さゆえにあまりにお高すぎて
あっち行ってどっさり(現在、国内においては絶対ですね。)買おうと計画するも、しばらく、行けてないな~。
地道な目標に向けて走り通しのこの人生、この機会に 少し、息抜きも必要かもしれません。
なにしろ時間は待ってくれない、その中で、いかに、1度きりの人生を有意義に、また、
周りの人たちに、溶け込んで生きていけるのかが、私の1番の願いでもあり、大事なことだと思うから、
そうしたことを、いつも、忘れず、刻々と変化する毎日を しっかりと
過ごしていければと思います。
此方 右側、は、日本語版です。左の楽譜 10のやさしいピアノ小品も入ってます。
決して、易しすぎないのが、バルトークらしい。(笑)
変拍子は、もちろん、臨時記号がいっぱい。
でも、ふしぎと、頭の柔らかい子供さんにとっては、そんなに取っつきがたいものでも、ナイのが特徴。
日本語版には、タイトルが わかりやすく書かれているので、イメージは 沸きやすいですね。
そして、師匠が、初見(視奏)=音楽高校・音楽大学の入試課題でも、課題として出題されることも多い
におすすめの、ミクロコスモス。MIKROKOSMOS.
最後の6つのブルガリアン・リズムによる舞曲は、H・コーエンに献呈されました。
真骨頂と呼べるにふさわしい
ヴァイオリン、クラリネット、ピアノの為の
”コントラスト”の スコア
このシリーズは、作曲家の特大写真が もれなく!
以上、
画像が思ったより暗くて、ごめんなさいね。゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
(プライベートは 只今 出来得る限り省エネ中)
今回、ピアノソロの曲目を中心に、させていただきましたが、
それに限らず
2台のピアノと打楽器の為のソナタなど、彼の作曲家魂に
触れられる作品が、多数あります。
また、リスト音楽院での後輩Z.コダーイ と採取した
日本でいう わらべうたのような、地方に代々伝わる農民音楽を、それまでのハンガリー民謡とされてきたジプシー音楽に代わってマジャール人(ハンガリー語でのハンガリー国、および、ハンガリー人のこと)の真の
音楽スタイルであるという事を研究報告し、それを昇華させ、自己の形式により、美しくかつ、常に新しさを感じるほど斬新に創り上げ、遺してくれたことに
感謝をこめて・・・
自分にできること。
クローゼットの奥から、J.ヤンドー先生が ソロで演奏された時の、
懐かしいプログラムが出てきました。
演奏は オーケストラアンサンブル金沢、指揮は 故岩城 宏之氏。一糸乱れぬ気迫のこもった演奏で、
本当に素晴らしかったことを思い出します。
ハンガリーでの公演だったのですが、日本レストラン ありがとう の広告付きで、温かい気持ちになりました。
そして私自身、先生の笑顔から 少し 元気を戴いたので UPさせていただきました。♪
この時、先生は バルトークのピアノ協奏曲 第3番を リスト音楽院大ホールで 演奏されました。