青柳 晋 ピアノリサイタルに行って参りました。一週間前に(昨年の)
日本音コン受賞者記念コンサートで訪れた、いずみホールにて。
一昨年のピアニスト仲道郁代さんのコンサートも素晴らしかったけれど、
やはり、凄かったです!!
お二人とも実は、桐朋の先輩で、
仲道さんは、恩師の高校時代のクラスメートだったそうです。蛇足です・・・。
話は、それてしまいましたが・・・、
先生は、現在 東京芸大の准教授さんでもいらっしゃり、そして、ピアニストですから、それはお忙しいですよね。。
TV 題名のない音楽会にも、先日、ご出演されたようです。叙情豊かな、
ピアニストで、大人気の方なのです。
☆プログラム☆
メンデルスゾーン:無言歌集より『デュエット』Op.38-6
『春の歌』Op.62-6
アンダンテ・カンタービレとプレスト・アジタート
ショパン:ノクターン第7番 Op.27-1
第8番 Op.27-2
練習曲 Op.25-10、11、12
リスト:ハンガリー狂詩曲 第10番
巡礼の年 スイスより Eglogue
ラ・カンパネラ
愛の夢 第3番
ハンガリー狂詩曲 第2番
アンコール 3曲
とにかく右手が良く、指が動き、煌びやかで、前半は特に、先生しか、演奏できないピアノというべき
完璧さでした。去年、ショパンのエチュード(3つの新練習曲を除く)全曲の
CD録音をされ、技術の確かさは存じ上げておりましたが、今回の演奏会では、鬼気迫るものがありました。。((>д<))
後半は、リストのスペシャリストだった恩師や、留学時代の友人達の怒号の鳴るような演奏を聴きすぎていたからなのか・・・
若干の物足りなさを憶えてしまったのは、事実で、リスト自身、大柄の男性だったので、もしかしたら、仕方ないことかもしれませんが、先生は前半の作曲家の作品の方が、合っていらっしゃったのかな?でも、
以前に聴いた演奏、リストのソナタでは、そう感じなかったので、もしかしたら、スタミナが切れてしまっていたのだろうかと、(先生 ごめんなさい。)実力のあるピアニストさんなだけに、今後に 期待したいな!と
楽しみに帰宅しました。それにしても、天才的な、日本人ピアニストさんだなといつも、感心させられます。
本当に、すごいですよ!!!楽しそうに演奏されます♪