伴奏者としての録音も多い ピアニスト ジェラルド・ムーア氏の著書。
本が好きなので、これからもいろいろと UPするかもです!
なんといっても、 国立国会図書館 関西館が、数年前、ご近所に
オープンし、勉強する場が 増えたこと。
学生ではない私にとっては、非常に 嬉しいことです!!
先日、本棚を整理していたら出てきたこの本は、確か、
ある声楽の方のコンクールに伴奏者として、
参加させていただいた当時に購入したと思います。
今日は、その方についてのお話を少しさせていただきたいのです。
・・・と申しますのも、
私は今 高校の卒業演奏会の生徒の伴奏を引き受けてもいまして、
その本番のホールが大変思い出深い場所であるのと同時に、
曲の緊張感が、あの時のことを思い出し、
いろいろなことが走馬灯のように、よみがえってくるのです。
お話は前後しますが、
その方は、バリトン歌手として、その当時から、既に歌手として
オペラの舞台に立ち、とにかく声量のある、方でした。
ヴェルディのマクベスのアリアだったと思います。もちろん、主役の!
そして彼の(恩師の)レッスンに、もちろん付き添いとして、何度か、伺ったのですが、
基礎練習の緻密さの、半端ではないこと。
彼の恩師は、イタリアオペラ(地元イタリアの)の舞台に立たれていたので、最も本格的なレッスンだったのですね。
伴奏者として、まだまだ、右も左もわからなかった私は・・・
とにかく、すごい!!!と驚きました。
もちろん彼は、本番の舞台で、素晴らしく歌い上げてくださいましたよ♪
その当時のことと、今の自分の仕事と、なんだか、私の頭の中で、
不思議とリンクしていて
あの時と同じ緊張感で、もちろん、共にする楽器は、違うけれど、ぜひ、今回もいい演奏が出来ればと、思っています。
そして、あの当時、迷っていたことが少しづつ、最近、わかりはじめているのかなと・・
少しは成長できたかなと感慨に浸る私でありました。。。
その方は関西の主要歌劇団で今も大活躍されているようで、
前も関西音楽新聞に載っていらっしゃるのを懐かしく拝見していました。
良い勉強をさせていただいたと思っています。
少し、遠い場所の コンクールだったんだけれど、飛行機、バスを用いての日帰り小旅行はいずれも、良い思い出です。
さて、お話は戻りまして、
この本の著者であるムーア氏の演奏で、今持っているCDは
チェリスト ジャクリーヌ・デュ・プレとの共演のもの。
早熟の天才!
私もこの当時には、今のように こんなにも、
たくさんの方々とご一緒させていただく日が来るなんて
思ってもみなかったです。。
もちろん、ソロも大好きだけれど、
アンサンブルも、本当に楽しいです。(≡^∇^≡)☆