世の中には 本当にたくさんのピアニストがいます。


最近では、北京オリンピック2008.中国人ピアニストのランランが

白いピアノとちいさな女の子とともに開会式に出演、演奏していましたね!中国人ピアニストには、実はすごい(超人的な>人がたくさんいて、雑技団なみの演奏を披露してくれます。(2000年のショパン国際ピアノコンクール優勝のリ・ユンディという若い演奏家も日本では人気があります。どうやって、北京オリンピックの代表は決まったのかな・・・?)

もちろん音楽の表情も非常に豊かです。(^∇^)


これはあくまでわたし一個人の好みの問題なのですが、あまり、ごつごつとした重い演奏が好きではないけれど、あっさりしすぎているのもちょっと苦手です。やはり、それなりの体の重みがかかっていて、間とか、

歌心とかが感じられる演奏が個人的にすきです。

もちろんスピードもあって、音色はきらびやかであるべきだと思うけど、やはり、演奏には 人間性が反映されるもの。聴いていて、なんとなく演奏者の人柄がわかりますよね。

体形的な面ではランランは ピアノを弾くためには、恵まれていると思います。

しっかりした体重もかかりそうだし、指も回りそうだし!?



ちなみに私がピアノを教えていて感じることは、やはり、人間一人一人、指の長さや、手の形が違って、

何よりもピアノという楽器は 小さい頃から、フルサイズのもので練習をしなくてはならないから、やはり、大変です。もちろんペダルも、そんな頃から使用しますし。

ペダルは 行く先々に マイ『補助ペダル』を持ち運ばなくてはなりません。


ペダルは、小さいときから(体や指の形が少しピアノに馴染んできたら、)使用するほうがいいと思います。

一昔前は小さい頃のペダルは

あまり、使用しない傾向にありましたが、 最近は技術が発達し

日本にはありがたいことに素晴らしい楽器のメーカーがありますから、

それらの協力もあってか否か、補助ペダルの種類も かなり豊富です!!

持ち運びに 便利なもの。しっかりと 固定できるもの。

多種多様、いろいろあります☆



さてさて、巨匠とよばれるピアニストのいた時代、黄金時代のLDを大学時代の友人や恩師の薦めで購入して、私はたまに気に入って視ていますが、いまや、技術が高度になり、達者にピアノを操る素晴らしいピアニストは多いけれども、逆にそういった本当に心を打つような演奏も、実はなかなか少ないのかなと思います。(批評家たちはこぞって言う。)

いや、どんなに素晴らしいピアニストでも、自分が本当に良い演奏が出来たと思える日は数えるほどだといいます。

やはり、今まで聴いた中で(決して数が多いわけではないけれど、)深く心に染み入ったと思える演奏会は・・・ 

ポリーニ、アシュケナージ、キーシン、ブーニンが来日した折りにソロやアンサンブルで弾いたリサイタル。

いずれも、東京でした。 

また、日本の巨匠と呼ばれていた故園田 高弘先生がベートーヴェンの中期、後期ソナタを解説を交えて、京都コンサートホール小ホールで行って下さった晩年のリサイタル。

同じく日本を代表する巨匠である野島 稔先生のラヴェル’夜のガスパール’は煌びやかな色彩感と構築性が他者を簡単には寄せ付けない、独特のオーラがありました ♪

また、若手や中堅と呼ばれる方々の中に 最近の特に、日本のピアニストの方々の中には本当に素晴らしい演奏家の方がたくさんいらっしゃるので、

ぜひ クラシックコンサートにも 足をお運びくださいね *☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆**☆*:;;;:*☆*:;;;:☆


〈じつは私個人として、尊敬する演奏家の方はまだまだいらっしゃるのですが・・・あせる、この場では表記しきれないので、またの機会に・・・。どうか ご了承下さいネ。)



又、関西では・・・

2008年の今年、私が勤務する学校、相愛学園120周年記念コンサートシリーズがあり(入場は無料です。)ヨーロッパの各地を旅する企画も満載です!!パイプオルガンが備えられた、音響の良い 大阪・南港の相愛大学の素敵なホールは 環境も良く、クラシックコンサートを満喫できるスポットではないでしょうか?



一度 堪能してみてはいかがでしょうか★


〈次回予告〉
・教員によるSOAI Concert 

~ピアノと電子オルガンによる"コンチェルトの競演”~

9月30日(第一夜) アメリカ・フランス編 ラヴェル:スペイン狂詩曲

ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲(ピアノ:稲垣 聡)

ガーシュイン:パリのアメリカ人

ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー (ピアノ:山本 英二)


10月21日(第二夜)ロシア編 

グリンカ:歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲

ショスタコービッチ:ピアノ協奏曲第1番 Op.35(ピアノ:奈良 希愛)

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 Op.18(ピアノ:児嶋 一江)


電子オルガン(両日とも)亀井 杏菜、廣田 奈緒子 (敬称略)


18時05分 開場 18時30分 開演

相愛大学 南港ホール(ニュートラム「ポートタウン東」駅下車徒歩約3分

(お問い合わせ)相愛大学ピアノ合同研究室 06-6612-5900(内線339)

またはhttp://www.soai.ac.jp まで。