桐朋、リスト音楽院で一緒だった(学年は違うけれど)釈迦郡 洋介さん

(じつは現在、職場の上司!?なのです・・)と同リスト音楽院留学修了の

大前 香菜子さんによるソロ・ピアノ・リサイタルが兵庫県西宮市ブレラホールであり、聴きに行って参りました。


(愛称)しゃかくんとは ハンガリー留学時代、仲間を交えて、良く食事に出かけたのですが、(大学時代はひとつ下の学年でしたが)最近は、より大人っぽくなられて、貫禄が増した気がします。やはりリストは良いですねー!ズドーンと大砲をならしたみたいに 低音でピアノを唸らせます!

そして、女の子の大前さん、大変細くスラーッと スタイルが良いにもかかわらず、なんと大きな音が出ることでしょう!! もちろん、繊細な音も びっくりするほど、きれいに響いていました。妖艶なのに、品が良くかわいらしい、見習わなくてはならない雰囲気でした。バルトークもリストも本当に良く合っていました。

また、ワインレッドのドレスがゴージャスで、すごく似合っていました!!!



私事ですが・・・日本に戻ってからは、どうしても、女の子に求められる雰囲気が大人しく、お上品気味に、という感じなので、ハンガリー気質の 気の強い女の子のイメージになるリストはどうも、最近選曲しにくくなっているのを自分でも感じていて、ちょっと複雑なのです。どちらかというと、バルトークの民謡など(ソナタやアレグロ・バルバロなどを除く)の方が素でいられるのかな。あ、でも、これはあくまで、私の持論なので、念のため。。。リストは超ロマンティストだったから、表現として、日本人の感覚ではなかなか、溶け込みにくいのかもしれません。それを言うと、ロマン派の音楽全てに共通するのかな?

でも、やっぱり、リストは 大好きです。

一生 引き続けたいと思います。練習がたくさん必要だし、大変だけど、やはり、いつまでもハンガリーが第二の心の故郷であり続けたいから。

愛の夢など(実はあまり有名でない第1番、第2番っていうのも実は存在していて、大変美しい曲なんですよ~)皆さんがBGMで良く耳にするような素敵な曲も た~くさんありますよね?!

もちろん今回のプログラムにも選曲されていましたよ♪


さて、演奏会の話に戻ると、このお二人は交互に弾かれていて、イスの高さの調節が 大変そうでしたが・・・、

あまりない形式で、それが逆に 大変面白かったです。以下 釈迦郡くん(S)大前さん(O)で。


~プログラム~


3つの演奏会用練習曲より「ため息」 リスト (S)


民謡による 3つのロンド Sz.84 バルトーク (O)


組曲 Op.14 バルトーク (S)


B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ S.529 リスト (O)


♪ 休憩 ♪


3つのハンガリー民謡 Sz.66 バルトーク (S)

1. 孔雀が舞い降りた 2. ヤーノダの市場で 3. 白いゆり


愛の夢 3つの夜想曲より 第3曲 S.144 リスト (O)


死の舞踏 <ピアノ・ソロ バージョン> (S)


アンコール!

ハンガリアン ダンス 第5番 ブラームス <1台4手 連弾バージョン> 


素晴らしく、懐かしく、なんとも感慨深いコンサートでした。しばらく遠ざかっていた、バルトーク、また 近々 

私自身も 復活したくなりました。素敵な演奏会に 誘っていただいて 有り難うございました。


演奏会の後は ?年ぶりに 再会できた I 麻紀ちゃんとお茶をしました。(最近までポーランド・ワルシャワに留学されていました。)実は 大学が同じで、彼女は釈迦郡くんと同じく研究科まで在籍していましたが、今は関西に戻ってきたピアノ科仲間として、そういった意味でも、今後も また遊びましょうということになりました。ニコニコうれしいなあラブラブ

すごく 品の良い、いい子で、前から素敵な人だなと思っていましたが、ますます、その人柄に ほれぼれ・・・!?、 また、ごはんなど、ご一緒したいです。 これからも、ヨロシクね♪♪


というわけで、今回は友人のピアノソロコンサートのご報告でした。


次は いつ更新できるかな?