佐々部清監督と初めてお会いしたのは、
舞台「黒部の太陽」。 

演出をして下さり、監督は舞台初演出。
毎日、錦糸町駅から稽古場の道のりを 
ご一緒して、映画の話を沢山してくださいました。最初で最後の舞台でした。

台湾で生活する時も、壮行会を開いてくださり、帰国したら映画をやろうねと言ってくださり
それは、社交辞令でなく
本当にお声掛けしてくださいました。

台湾にいるときも、監督した
「ツレがうつになりまして」を台湾で上映するために宮崎あおいさんと台湾にいらして、お会いしたのを昨日の事のように覚えています。

去年の秋「大綱引きの恋」でご一緒して、
今年もご一緒する予定でした。

昭和歌謡が好きで、歌うのが大好きで、皆んなで飲むのが好きな監督。

沢山の事を教えていただきました。

あまりにも早く、あまりにも突然の
お別れに呆然とし
言葉が見つかりません。
ゴメンなさい。

監督の好きな言葉
一期一映。

僕は映画が好きだから
一期一会を一期一映にすると。

一期一映。

ただ、ただ、感謝です。

心より御冥福をお祈り致します。










佐々部監督
ありがとうございました。