パリジェンヌクローゼット・
好きな服だけのクローゼットの作り方♡
高野瞳です。
50周年記念コンサートが無事に終了しましたー!\(^o^)/
応援してくださった皆様、見に来てくださった方々、本当にありがとうございましたー!
年々衰える記憶力、リズム力、音程感・・・。
速度や転調についていけない部分も多々あったのですが、なんとか演奏することができました!
ところどころ、練習中でもしなかったミスをしてしまったり・・・がありましたが、またこの反省を改善して、次の演奏会に生かしたいと思います♪
私はコントラバスという低音を担当してまして。
縁の下の力持ちであり、低音の中でも響きが重要な楽器なのです。
もう、目に見えない力っていう感じです。
ハッキリと音として聞き捉えることが難しい楽器なのです。
だからこそ主な役割は、
観客への影響力ではなく、演奏者への影響力なのです。
私の音は、割とデカい方なので、観客にも聞こえるらしいのですが、
でも、本当の意味で私がやるべきことは、
演奏者の音を響きという部分で観客に届けることなのです。
実体としての音そのものというよりは、
残像のような響きというものを届ける。
そんな感じです。
この役割がめっちゃ重要であり、
演奏者たちに重宝していただける部分なのであります!笑
吹奏楽という、吹く楽器が主な団体の中で、唯一の弦楽器。
この必要性みたいなものを、長年問われている部分があるのですが、
「なぜコントラバスが必要なのか?」
その答えは、響きという役割が大きいからなのです。
その響きで、より観客に音を届けることができる。
さらに、全体の音楽に厚みを持たせることができる。
重低音という部分も大きいです。
ミルフィーユに例えると分かるかも。笑
3枚のパイ生地層を30枚の層にする感じです。笑
コントラバスとは、
豊かさを増幅する器なのです♡
倍音という、実際の音以外に微かに聞こえてくる音というものがあるのですが、その倍音が聞き取りやすい楽器でもあるのです。
倍音って一つの音の中に、たくさんの音がある感じなんですが、
そのたくさんの音が聞こえやすい楽器。
まさに、響きという豊かなものを倍増する増幅器なんですよね〜。
ただ、音程や他の楽器とのハーモニーがピタッと合わなければ、団体として増幅させる力も弱まってしまうので、そこが大変なのですがね、、、。
でも、音が合った時の感動はすごいんです。
鳥肌ものです。
特に、コントラバスがあると、その鳥肌具合はハンパないのです。
あと、先ほど「演奏者たちへの影響力」ということも書きましたよね。
これが結構重要でして。
奏者たちが演奏してて心地よさを感じられることも、音楽を作る上で大事なんですよね。
コントラバスがあると、自分が吹いた音に厚みが出る。
そういう意味で、「いいよね〜」って言われることが多いです。
管楽器の一つ一つの音をさらに伸ばす。
さらに豊かにする。
ついでに全体の音楽も、奏者の心も豊かにする。
そんな役割がコントラバスにはあるのです。
だから、一度この魅力にハマってしまうと、
コントラバスはなくてはならない存在なのです。
「直接音を届ける」という、
そういう「人を幸せにする」というやり方ではない楽器。
なんとなく感じるもの、
なんとなくの響き。
そういう言葉にするのが難しいような感覚部分を担っている楽器なんですよね〜。
縁の下の力持ち。
普通は、低音という「ハーモニーの底を支える音」という意味で言われますが、
コントラバスでの意味は、「見えないもので支える」という、
まさにその究極な部分にあたる楽器だと思います。
こう考えてみると、本当にすごい楽器。笑
我ながら素敵な楽器を弾いております♡
みんなが聴いている音の中に、私のコントラバスによる響きが入ってる♡
音というミルフィーユ。
何層にもなったミルフィーユ。
それを増幅している私。笑
まさに、その増幅があるからこそ、
さらなる感動が生まれる♡
私は、そう思っています♪
そんでさー。
それを思ったら、日頃私たちでのそういうことって、
感謝をすることだなぁと思うんですよね。
感謝をすることで、さらなる感動が生まれる。
だから、コントラバスは感謝につながるようなものを感じます。
感謝もコントラバスも、幸せの増幅器♡
今年は、練習に行きたいはずなのに
「行くのがめんどくさいー・・・」が出てきて、
しんどさを伴っていたので、
来年は感動を思い出して、
さらに楽しくやっていこうと思います♡