子ども達の間で人気の「ざんねんないきもの事典」の
著者、今泉忠明氏が
テレビでお話されているのを拝見しました。
”ざんねん”な生き物とは？
との質問に、
「生き物の進化には、環境に合わせて進化した代償に
”退化”する部分もあって・・・
普通、”進化”＝すごい所 が注目を浴びるけれども
その代わりに失った”ざんねん”な所を見るのも面白い・・・」
という内容のお話をされていたと記憶しています。
環境の変化に適応できるよう 進化して生き残った生き物たちも、
発展させる能力、残す能力、捨て去る能力、、、
優先順位をつけて力を伸ばし、
その代わりに、あきらめて捨て去る力もあったんですね。
進化論を説いたことで知られる
ダーウィン の On the Origin of Species （種の起源）には、
It is not the strongest of the species that survives,
nor the most intelligent that survives.
It is the one that is most adaptable to change.
生き残る種とは、最も強いものではない。
最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである。
とあります。
強ければ一番になれるわけではないし、
賢ければ一番になれるわけでもない。
一番になったから、ずっと勝ち残れるわけでもない。
勉強やスポーツにおいても、
出題形式が変わる、ルールが変わる、
志望校を変える、対戦相手が変わる、、、
対策が一通りでは、いけません。
小学生は中学生に、
中学生は高校生に、
高校生は、大学生そして社会人と成長していきます。
折々で環境や仲間の変化があります。
今日福井県内では、各高校で推薦入試が行われました。
新しい学び舎へ進み、変化に対応しながら
強くたくましく育っていく第一歩を踏み出した生徒たち。
もし仮に、「不合格」という結果をもらったとしても、
目標の変化に適応した学習を進め、
より良い進路に進んでほしいと 心から願うばかりです。
そして見事「合格」を頂けたのなら、
中学生までとは違う環境と仲間とともに
新しい目標に向かって
自分を”進化”させていってほしいですね。
２０２０年度、小学校教科書の改訂があります。
２０２１年度には、中学校教科書の改訂があります。
私達、講師や教師にとっても
変化と適応が必要な時が迫ってきました。
・・・ということで、教材展に行って
新しい教材の情報収集をして、
採用教材の検討作業に入っております💦
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