されています
『集中してTVを見ています!』
という声を聞いたことがありますが
それって本当に集中しているのでしょうか
TVをジーっと見ているのは、
ただ動いているものから
目が離せなくなっているだけです
今はTV、動画を全く見ないで生活をすることは
難しいですし、
きちんと大人が選んだものを見せることには
私は賛成です
ただ一日中見せるのではなく、スクリーンタイムは
時間を決めるのがいいと思います
では、子どもが集中している時とは
どんな時でしょうか
モンテッソーリの教室では
★積み木をいくつも積み上げている
★ハサミで何枚も紙を切り続けている
★小さなビーズに紐を通し続けている。。。
などが見られます。
こんな時、子どもは一言もしゃべらず真剣な表情で
何分も同じことをやり続けます
モンテッソーリ教育ではこれを【集中現象】
と呼んでいます
この集中現象が起きている時に
大人は気をつけなくてはいけないことがあります
声をかけないことです
大人も集中して読書をしている時に
『どんな話?』『面白い?』など声をかけられたら
ちょっと静かにして
と思ってしまいますよね
子どもも同じで、集中している時は
そっと見守ってあげてください
好きなことを通じて集中できるようになれば、
あまり気の進まないことにも
集中力を向けることができるようになります。
集中力は簡単に身につくものではありません。
日々の積み重ねで少しづつ獲得していくものです。
モンテッソーリ教室では、
その子の興味に合わせて簡単すぎず、難しすぎない
少し頑張ったらできるお仕事を
ひとりひとりにおすすめするようにしています