矯正をするのに抜歯が必要になることがあります。

今回は抜歯に伴った気になることをまとめてみました。

抜歯はしないといけない?

私の歯並びは俗に言う【八重歯】という状態で、歯医者さんにも「5人掛けのソファーに10人座っているような状態です」と言われました。

歯の数はみんな一緒なのに不思議ですが、歯の大きさ、並び方によっては抜歯が必要になることがあります。私もその中の一人。

大体、前歯から数えて4番か、5番目。(この歯は、大きさも似ていることからこのどちらかを抜歯するという事が多いそうですが、違う事もあります。)

抜歯は勿論必要ない人もいますが、抜歯する場合も数・場所は人それぞれ違います。

私は上下合わせて3本抜歯しました。



(親知らずは4本生えていましたが、数年かけて全て既に抜歯済みでした)

上の左側は、前歯から数えて4番目・右側は5番目。

下の歯は前歯から数えて3番目を1本でした。

何故、上下・左右で抜歯した歯が違うのかというと、治療済みの歯で神経が無かった為、その歯を優先的に抜歯しました。

私は前歯1本も神経が無くて差し歯の状態ですので、その歯を抜歯することを勧められましたが、矯正中はずっと歯抜け状態になるゲッソリということで断念しました。

先生は健康な歯を残した方が良いという事で提案して下さいましたが、いくらマスク生活とはいえ2年もの間、前歯が無いのは嫌だったので。笑

このように抜歯が必要な場合は、事前にしっかりと歯医者さんと相談し、希望なども伝え、納得した上で抜歯することをおすすめします。

抜歯は一度に何本抜ける?

抜歯を伴う矯正の場合、数本抜くよう言われる事があります。

矯正を早くしたい方は、早く抜歯を終わらせたいものですが、その場合は一回で何本抜けるのか?

歯医者さんに確認したら、一度に全て抜く事も可能だけど、噛めなくなってしまうので、左右分けて抜くのが一般的だそうです。

私は左2本を1日で。右1本を別日にしました。

やはり抜歯後は食べづらくなるので、分けて良かったと思いました。

抜歯は痛い?

抜歯中は麻酔が効いているので痛くありません。

麻酔が取れてくると、だんだんと痛みが出てきます。

痛み止めは痛みが出る前に早めに飲んだほうがよく効くそうです。

大体、翌日位には治まりますが、痛み止めを飲み続けないといけないくらい痛みが続く場合は、抜歯した歯医者に相談した方が良いでしょう。

抜歯後、いつから矯正できる?

矯正をすると決めたら、抜歯後はすぐに矯正したいものですよね。

歯医者に相談したところ、大体、抜歯後2~3日後、出血が治まっていれば出来ると言われましたが、出血が治まっても、麻酔した場所や歯茎の炎症が気になり、結局1週間後に矯正しました。

抜歯直後は消毒などもありますし、まれに上手く穴が塞がらず、痛みが長引くこともあります。

矯正を始めると必ず痛みがあります。

抜歯の痛みが治まっていないと痛みを重ねることになりますので、治まってから矯正を始めたほうが良いでしょう。

抜歯した隙間はいつ埋まる?

抜歯して矯正した場合、その隙間はどのくらいで埋まるのか気になりますよね?

私は矯正して1年になりますが、まだ埋まらず隙間が空いています。

かわりに下の一本だけ抜いた方は殆ど隙間が有りません。

半年で、これくらい↓





この時は、バイトアップ中で、口を閉じてもこれ位噛み合いませんでした。

バイトアップはこちら↓


矯正中は、歯を横に動かしたり、倒れているのを起こしたりしながらゆっくりと進んで行くみたい。

歯が動くスピードは大体1か月1ミリと言われていて、大体、1年から1年半かかるそうです。(これも個人差があるようです)

私の歯も段差がすこしずつ取れて、綺麗に並んできているのが解ります。

 いかがでしたか?

矯正をするのに抜歯が必要と言われると、躊躇される方もいるかもしれません。

私も健康な歯を抜いてしまうのが嫌でした。

歯医者さんの説明で不安を感じたら他の歯医者に相談してみるのも良いでしょう。別のアドバイスをくれることもあります。

矯正は歯医者さんと長いお付き合いになります。

信頼できる歯医者さんで、しっかりと納得して矯正をしましょう。