帝国劇場で上演中のミュージカル『ミス・サイゴン』が

8月21日の夜公演で、上演1500回を達成した。

 

 まさに

♪おめでとう 『ミス・サイゴン』~♪

(1幕のナンバー「ウェデイング」から)

つい、、歌っちゃいましたよ。

 

 1500回記念カーテンコールで歌われたのは

「アメリカン・ドリーム」の一部替え歌だったけど。

♪さあ、これが おれのアメリカ♪ が

♪さあ、今日は1500回 ♪

という。

 

写真提供:東宝演劇部

 

 日本初演30周年にして、1500回超え。

そして、この回にエンジニアを演じた市村正親さんは

870回もの出演を記録した。

足かけ30年の出演。なんてタフなんだろう!

この間、演出も舞台美術も変わっているし、歌詞も少しずつ変わってきた。

それに対応してきたってことでもあるのだものね。


 

写真提供:東宝演劇部

 

 1992年の日本初演以来『ミス・サイゴン』を見てきたけれど、

今回の舞台は、とてもクオリティが高いと思う。

基本的には2012年の新演出版だけれど、

細かな配慮が加わった演出になっているのが、まず。

プリンシパルはじめカンパニー全体が歌える人なのは

当然のこととして、今回は演技のできるキャストが多い。

続投キャストは、場数を踏んでさらにうまくなっているし。

 

 初演来の『ミス・サイゴン』の変遷は、

また別の機会に書きたいと思ってはいる。

 

 ともあれ、1500回おめでとう!と、

今はそれだけを寿ぎたい。

 

8月31日間d東京・帝国劇場

9月9日以降、大阪、名古屋、松本、札幌、富山、

福岡、浜松、川越(あ、市村さんの出身地だ)で、順次上演