ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」が

2021年3月、映画館にお目見えする。

コロナ禍の影響で公開が延びていたのだけれど、

ようやく登場することになったのだ。

 

 このミュージカル、

三浦春馬がドラァグクイーンのローラを、

小池徹平が靴工場の後継者チャーリーを演じて

2016年に日本初演され、大評判となったもの。

同じキャストで2019年に再演され、

いっそうの盛り上がりを見せた作品だ。

 

Matt Crockett

 

 もとは、実話にインスパイアされた同名映画(2005年)。

経営危機に瀕した靴工場を、イヤイヤ継ぐことになったチャーリー。

派手やかなショーを毎夜繰り広げているドラァグクイーンのローラ。

実は共に落ちこぼれ感を抱いている二人が出逢い、

友情の絆を築きながら、自分の居場所を見つける物語だ。

 

 元気をもらえる再生の物語を紡ぐのは

あのシンディ・ローパーが手がけた楽曲。

ポップでノリのいい楽曲がいっぱいで、

華やかなダンス・シーンもたっぷり。

そんななか、2人がコンプレックスを吐露し

心を通わせていく、しみじみとしたナンバーは、

ことに胸にしみる。

 

 脚本はハーヴェイ・ファイアスタイン。

演出・振付はジェリー・ミッチェールと

トップクラスのクリエイティブ・スタッフが揃った作品は、

トニー賞作品賞も受賞した。

 

 その舞台が映像化され、

「松竹ブロードウェイ・シネマ」として

日本の映画館で上映される。

やっぱり、これは大画面で見たいよね。

 

配給:松竹 BroadwayHD/松竹 <英国/2018/ビスタサイズ/122/5.1ch> 日本語字幕スーパー版

https://broadwaycinema.jp/

 

35()からの上映劇場

東劇(東京)、シネ・リーブル池袋(東京)、109シネマズ二子玉川(東京)、MOVIXさいたま(埼玉)、札幌シネマフロンティア(北海道)、ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)、なんばパークスシネマ(大阪)、神戸国際松竹(兵庫)、T・ジョイ博多(福岡)