ミュージカル「エリザベート」2020年版プログラムが届いた。

「エリザベート」20周年記念プログラムも、いっしょ。 

うれしい!と同時に、悲しくもなってくる。

 

だって、「エリザベート」2020公演は全部なくなっちゃったのだもの。

本来なら4月に帝劇で開幕して、

今頃は大阪の梅田芸術劇場で千穐楽とかで、

その後は名古屋を経て福岡で大千穐楽…のはずだったのに。

 

東宝「エリザベート」の20周年記念公演にふさわしい

豪華キャストと豪華新キャストが、とっても楽しみだった。

だから、せめてプログラムで、見られなかった舞台の

カケラを味わうしかないなー、と。。

 

(2020年版プログラム。羽が舞ってます。)

 

タイトルロールは花總まり、新たに愛希れいか。

トート役に井上芳雄、古川雄大、新たに山崎育三郎。

ルキーニ役には尾上松也、上村竜治、黒羽麻璃央。

挙げ始めるとキリがないからこのへんにしておくけれど、

それぞれの扮装写真を眺めていると、

見たかったなあという思いがますます募っていく。

 

演出の小池修一郎さん(なぜか、彼だけ「さん」付け)の挨拶文に、

公演中止への無念さがにじみ出ている。

ちょっと泣きそうになるくらい、切なくなってしまった。

 

もう一冊は「エリザベート」20周年特別プログラム。

表紙は、ハプスブルクの紋章、双頭の鷲がモチーフ。

 

(20周年記念プログラム。2020年プログラム共に東宝の通販)

 

2000年の東宝版初演から2019年までの舞台写真がズラリ。

そして、歴代メイン・キャストやスタッフの話がみっちり。

やっぱり、写真に見入ってしまう。

 

初演時の山口祐一郎、ものすごーく若くて美々しい。

いや、いまでも若いしきれいなんだけども、なんかケタ違い。

この時の芳雄くんが、ほんっと少年っぽい。

(敬称略のはずが、タガが外れてきた…)

 

2冊を眺めていると、いっそう「エリザ」が見たくなってくる。

今回のキャストでの上演を、いつか是非やってくださいね、東宝さん。