3ヶ月間の長野県 飯島町での移住生活。

今日の放送で最終回でした。

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本当に飯島町のみなさん、短い間でしたがありがとうございました♡

6月9日に不安でいっぱいだった移住生活がスタートして

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夏を全てこの町で暮らしました。

「週に何日きてるの?」ってよく聞かれましたが
3ヶ月、ほぼ東京には帰っていません。

本当に毎日飯島で生活して、バイトして、家賃を払って、野菜を作って…
辛かった時も、楽しい事もあった、とにかく人生を変える3ヶ月でした。

生まれ育った場所は大都会でもなく、田舎でもない場所。
そして大学生から東京のど真ん中で暮らして10年。

家の横はコンビニ、時間があれば欲しい服やかばんを買って、友達と集まってカフェでお茶。

そんな生活から一変。

コンビニは歩いて行くには遠すぎる。
UNIQLOは車で1時間。

家賃17500円の一軒家での生活。

でもそこには、今まで知らなかった、とても人間らしい豊かな生活がありました。

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家庭菜園をはじめて

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アルバイトも農業。

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どんなに暑くても、成長しつづけるトマトと戦った夏。
新品だったパーカーもこの通り。

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田植えからはじまり、最後はコンバインで収穫。

福井仁美という人生で、コンバインに乗って稲刈りをするなんて
夢にも思ってなかった。

でも本当に自分で作った野菜やお米は、格別に美味しくて
そんな事が最高に幸せで

それと同時に、野菜を作る、お米を作る大変さを体の芯から感じました。

暑くても、雨でも、嵐でも、野菜を世話して作り続けてくれる人たちがいるから
スーパーに毎日野菜が並ぶ。

わかっていたつもりだったけど、自分の体を使ってはじめてその辛さと喜びがわかりました。


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毎日起きたらアルプスが見えて

気持ちのいい空気の中で暮らす生活。

最初は正直、あれがない、これはどうしたらいいんだ。
都会の生活とのギャップで大変でした。

でも生活していくうちに、
ないものは買うんじゃなくて、作ればいい。

困ったら近所の人に頼ればいい。

それに気付いてからはここでの暮らしがすごく楽しくなりました。
そして、こういう暮らしが、しっかり地に足がついていて、人間らしい生活なんだと実感しました。


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なにより、ご近所をはじめ、飯島のお世話になったみなさま。

どんなに空気がよくて、野菜が美味しくても
人の優しさなしでは移住生活全うできなかったと思います。

この3ヶ月でたくさんの優しさをいただいて
わたし自身も前より優しい人間になれた気がします。

根本的な価値観と、人との接し方
30歳手前でこんなにも自分を見つめ直す素敵な3ヶ月を過ごす事ができてとっても幸せです。

飯島町は第二の故郷。
また冬に帰ります!!

その時まで…

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本当にありがとうございました・・・ハート