筆文字アドバイザーの石山仁美です。
ご訪問ありがとうございます照れ
 
 
 
今日は私にとって
悲しい報せがありました。
小学生の頃からお世話になっていた
ご近所のおじさんが
昨日静かに旅立たれたそうです。
 
 
 
訃報を聞いた時、
とても信じられませんでした。
つい最近まで車の運転や
犬の散歩をする姿を
見ていたから。
 
 
 
 
 
 
『そうか・・・そうなんだ・・・』
 
 
 
 
 
少し肌寒い今日の秋風のように、
スルスルと私の中にも
寂しさが吹き抜けました。
 
 
 
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自然と記憶をさかのぼる。
 
 
 
『おぉ、仁美ちゃん!
久しぶりに顔見たなー。
元気そうでよかったよ!』
 
とニカっと笑うおじさんの姿。
 
 
 

 

『今から仕事か?
いってらっしゃい!
気をつけてね!』
 
と優しく送り出してくれるおじさんの姿。
 
 
 
 
『仁美ちゃん、お願いしていいか?
一緒に鍵探してくれねぇか?
〇〇さんちの母ちゃんが
どっかに落としちまったんだってよ。』
 
と人の為に率先して動くおじさんの姿。
 
 
 
 

思い出を巡れば

いつでもその時の情景や
おじさんの声や表情に
会いに行ける。
 
 
 
どれだけ過去のことになってしまっても、
今までの思い出1つ1つが
おじさんと私を繋ぐ
待ち合わせ場所になってくれる。
 
 
 
でもやっぱり寂しいや。
もう会えないし、もう話せない。
おじさんと紡ぐ未来は
無くなってしまったんだものぐすん
 
 
 
生きていれば
自分より先に旅立つ人が
必ずいる。
『人生には終わりがあるんだよ』
と今を生きる私たちに教えてくれる。
 
 
 
コロナ、病気、そして身近な人の旅立ち。

 

 

 

 

 

"私は残りの人生を
どう生きたいのか"
 
 
 
 
ということを、
今年は幾度となく考えさせられる。
まだこの悲しみを取り込むには
もう少し時間がかかりそうだけど、
おじさんとの思い出を大切に
私は私の人生や命と真摯に向き合おう。
 
 
 
おじさん、今まで本当にありがとう。
また会おうね。
ゆっくり休んでね。
 
 
 
 
【memories】