生きている意味

私は子どもの頃、生きている意味ってあるんだろうかと考えることがよくありました。

そんな時はたいてい、何かから逃げたいときだった気がします。やりたくないという怠慢、このわたくしはそんなことしなくてもいいだろうという傲慢、そして、生きていく意味は自分で作り出していくものだということを知らなかった…無知によって、

生きている意味がわからないという病におちいっていました。

今、大人になって、わかりました。

この世界では、意味はこの私自身が決定していくものだと。

今日は息子のピアノの発表会でした。

今年の２月から始めて、初めての発表会でした。
息子がなんとかやりきってくれてホッとしました。他の出演者の演奏、審査員の講評を聞いて、どんどん楽しみを生み出せる世界だな～と感じました。表現するって本当に奥深いものですね。

息子に
「わたしはあなたに世界を変える男になって欲しいんだよね～。」と言うと。
「そんなこと考えていたのか～！！！」と怒られました。

でも、あなたの演奏はわたしの世界を変えたよ。
私も世界を変えられる！という勇気をもらったよ。

人は消費が大好きだけど、消費ばかりではいきられない。
消費とは、楽しんだり使ったりすること。
生産をしっかりしないとドンドン貧乏になっちゃうね。
生産とは、生み出すこと、エネルギーを出して喜びや価値を生み出すことよ。

生み出すことを喜びとすることができれば、人は一生楽しんで、心から喜んで生きていけるね。
これってすごいことだと思わん？

あなたは確かに私に喜びを与えていたよ。
生み出していたよ。

という私の説教を遮り、息子は「もうワンピース読んでもいい？」と言いました。

最近わたしは説教くさいのよね～。