スペイン下宿 스페인 하숙

2019年 全11話


チャスンウォン × ユヘジン × ぺジョンナム

 

<「三食ごはん」のチャスンウォンとユヘジンがスペインで巡礼者向けの下宿を営む>

 

スペイン・サンティアゴの巡礼路にアルベルゲといわれる巡礼宿をオープンする。

料理担当チャスンウォン、

掃除と受付とDIY担当ユヘジン、

助っ人として参加した雑務担当ぺジョンナム。

どんな出会いが待っているでしょうか。

 

 

「三食ごはん」は実はシリーズ6の『漁村編3-得粮島』しか多分見てないです

(イソジン × エリック × ユンギュンサン)

「スペイン下宿」を見てチャスンウォンとユヘジンの絶妙なコンビネーションや、

チャスンウォンの料理の腕前、ユヘジンのDIYのセンスを知ったわけです。

ぺジョンナムは...ごめんなさい、お初だと思います。

 

 

サンティアゴはローマ、エルサレムに並ぶキリスト三大聖地なんだそうです。

サンティアゴ巡礼は全長約800kmに及び、

11種類あるルートのどこからスタートしても、

ひたすら歩いてサンティアゴ・デ・コンポステラを目指します。

 

こんなに長い巡礼路に韓国料理店や韓国語が通じる宿泊施設は全くないことを知り、

多くの韓国の若者が歩いているこの困難な道の途中で

プレゼントのような一夜を提供してあげたいという思いから、ゴールまで残り200kmの町に「スペイン下宿」が誕生しました。

 

韓国の人が分かりやすいようにハングルの看板を出していましたが、

思ったより外国人の訪問も多かったです。


アルベルゲの建物に入るとまずユヘジンが出迎えてみんな驚き

「うちの料理人を紹介します」と出てきたのはチャスンウォンとペジョンナム

 いたずら好きのユヘジンはお客さんが驚いてくれたことでかなりご満悦。


アルベルゲは巡礼者が通りすがりの休みたい町に予告なしで立ち寄ってる場所なので、

その日に何人の巡礼者が訪れるのか分からないです。

だから料理担当のチャスンウォンは予想しながら夕食の下ごしらえ。

お客さんが多い日も、残念ながらゼロの日もあって、

めちゃくちゃおいしそうなのに残念!なんて日もありました。

急遽、アレルギーがある人用の料理をした日もありました。


それにしてもチャスンウォンの料理の腕前が半端ないですね。

夕食代はたったの5€(ラーメンは4€)なのに、

金額以上のもてなし、

いや絶対に赤字経営

メニューは毎日変わります

水正菓(スジョンガ)やシッケまでチャスンウォンの手作りなんです。

つらい道のりの途中で出会えただけでも嬉しい故郷の味。

涙出ちゃいそうです。

希望者には朝食も3€で提供されます。

 

他のアルベルゲよりも清潔だし、料理はおいしいし、

訪れた人々は束の間の安らぎを得られたことでしょう。



何故巡礼を始めたのか、

それぞれの事情にはあえて触れず、

「怪我はしてないですか」「もっと食べますか」「ブエン・カミーノ(良い巡礼の旅を)」と

巡礼者たちへの対応は流石に大人でしたし、

個人的な背景を晒さなくても、

番組として十分に成り立っていました。



ユヘジンのDIYはIKEAに対抗してIKEYO

助手を務めたスタッフとのやり取りもほのぼの〜

色々なものを工作していました。

朝のジョギングから始まり、

部屋の掃除、洗濯、DIYとよく働いていました。

ユヘジンのファンが「2時間かけて会いに来ました」っていうサプライズもありましたし、

チャスンウォンとユヘジンに会いに来た人もいました。

スペインにも韓国のエンタメは広がっているようです。


誰かの人生の数時間をご一緒させていただきました。

巡礼者たちとの出会いは、チャスンウォンやユヘジン、ぺジョンナムにも何かしらの良い影響を与えたことでしょう。

もちろん、巡礼者たちにも。




ブエン・カミーノ

面白かったです