あなたが願いを言えば 당신의 소원을 말하면
2022年 全16話
チチャンウク × ソンドンイル × チェスヨン他
〈ホスピスで巡り合った人々の人間ドラマや恋模様を描くヒーリング・ラブストーリー〉
実父の虐待から逃げて施設で育ったギョレ(チチャンウク)
彼は少年院や刑務所の世話になる過酷な人生を歩んでいた。
その辛い日々のせいで、
生きることへの希望も失ってしまっていた。
刑務所を出所したギョレは
友人に預けておいた大金と余命僅かな愛犬アドゥル(息子という意味)を引き取り、
アドゥルと共に命を断とうとするが、
偶然居合わせたカン班長(ソンドンイル)に止められる
その後、ギョレはある事情により社会奉仕活動をすることになるが、
その場所はカン班長のいるホスピスだった。
ギョレはカン班長と共に、
最後の時を迎える患者の最後の願いを叶えるボランティア活動に参加する。
ウリホスピスの医師ヤンチフン(シンジュファン)と看護師ソヨンジュ(チェスヨン)
患者の願いを叶えるチームジニーの面々
ギョレを悩ませる人々
その他出演者
オランダの末期患者の願いを実現させる団体「願いを叶える救急車団体」をモチーフにしたドラマです。
チームジニーの活動をよく思わない医療スタッフもいますが、
信念を持って患者の最後の願いを叶えてあげるチームジニー。
色々な人生ドラマを描いた前半。
患者だけでなく、チームジニーの中にもドラマがありました。
後半はギョレやテシクの過去の話が加わります。
やっと居場所を見つけたギョレの前に現れたのは、
「私と一緒に死んで」とギョレに執着するジュンギョン(ウォンジアン)。
狂気に満ちていました。
その上、幼いギョレを虐待していた父親まで登場。
ギョレの生い立ちを知ると不憫で仕方なく、この悪魔のような人たちから逃れることができるのかと気がきではなかったけど、
最後は上手く(?)まとまりました。
チームジニーは活動を通じて、
患者だけでなく周囲の人たちも救っていたのですね。
人生投げやりになっていたギョレが、
人生を終えようとしている人達と、
その人達を温かく包み込むチームジニーと共に過ごすことによって、
ギョレ自身の人生にも明かりが灯るのです。
ほんの少しの愛や関心が、人の心を豊かにするのだと教えてくれます。
チチャンウクは相変わらずのイケメンでした。
正直、チチャンウクのドラマってなんかイマイチ(個人的な感想です)なものが多くて、
確か“ヒーラー”と“笑ってトンヘ”は面白かったけど、
ギョレという役は良かったと思います。
筋トレ大好きでサバサバしたスヨンも超良かった。
スヨンのドラマの中で一番好きな役だったかも。
そしてなんと言ってもソンドンイルの存在感よね。
テシク(ソンドンイル)も辛い過去を乗り越えて今がある人でした。
キャスト的に嬉しかったのは、
ミュージカル女優として憧れのミュージカルスターと同じ舞台に立ちたかったイムセヒ(パクジンジュ)の最後の願いを叶えるため、
セヒと共にチームジニーやミュージカル俳優ピョギュテ(ミンウヒョク)がミュージカルをする回。
パクジンジュの歌がうま〜い！声が綺麗〜！
パクジンジュの歌がうま〜い！声が綺麗〜！ミンウヒョクは“医師チャジョンスク”のロイキムよ。
そしてセヒの恋人役でカンムヒョン登場。
ムヒョンさんはヤンギョンウォンのリアル親友です
歌がうまい人たち大好きです。
歌がうまい人たち大好きです。チームジニーたちの歌声も楽しめます(ソンドンイル以外w)
パクジンジュって演技が上手いですね。
痛みに襲われる患者さんの感じがとてもリアルでした。
人の死に関わる部分が多いので、
感情移入が過ぎるとちょっと辛いですが、
自分の人生や、大切な人たちの人生を考えてしまうドラマでした。
オランダの「願いを叶える救急車団体」のことは初めて知りましたが、
人生の終末期を迎える人達だけでなく、
全ての人に必要な理想的な環境だと思います。
世界中の人が皆、他人に愛情を持って優しくなれる世界になりますように。