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Mさん、終わりましたよ
若手女医I先生のお声で目が覚めた。
(。´・ω・)んさっき寝たばかり…あれ…
それにしても、何と気持ちの良い目覚めだろうというくらいに気分爽快だわ
I先生が、
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リンパ節郭清省略でした。
そっか、手術だ…ったんだ
省略ってことは…転移は陰性良かった
ハッと我に返り、
いま、何時ですか
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16:25です。
麻酔がかかってから約6時間半経過
M先生の術前説明の計画通り
やっぱりM先生、凄腕なんだ
ようやく手術が終わったんだという実感が込み上げ、視線だけを下腹部に向けると、腹帯を巻かれた状態ながら、開腹手術の生々しさが見てとれる
ひっひぃぃぃーっ
長時間にわたる麻酔薬の使用による副作用で声にならない叫び
本来ならば、真っ先に先生方やスタッフにお礼を申し上げなければならないのに、自分の状況にパニック
手術台から、看護師たちの手により、ストレッチャーに移された。
手術室を出たところに弟が待機。母への連絡をお願いし、手術前に預けたロッカーのキーを返して貰う…筈が、予想通り忘れてきた
後程、婦人科病棟のナースステーションに届けて貰うことに。
手術室から病棟に向けて、ストレッチャーでの移送はマッハなスピードで引っ張って行かれた
麻酔薬から覚めたばかりだからか、目がグルグル回るような感覚が気持ち悪く病棟に到着するまでの間は目を閉じていたが、それでも回転性眩暈のような状態が到着するまで続いていた。
to be continued▶️