【swich】コーデに専念できる ファッションドリーマー | ゲーマーの一口メモ

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ゲームの雑感走り書き/
作品個別記事以外のゲームは主に「ゲーム雑記」から

 

 

Q.ガルモ好きだったんだけど楽しめる?

 

A.楽しめます。お洋服の種類は令和基準でパンクからロリータ、

レトロ系・SF風なんでも揃っていて実質無限大ですよ。

 

Q.ガルモのお店経営したりお客さんの背中押したりするの好きだったんだよねー!

 

A.ストーリーは存在しないです。

 

 

紹介映像

 

 

 

一言で:

 ★着せ替え特化の令和最大級コーディネートゲーム

 

ポイント:

 ★ガールズモードを期待したら別ゲームだが、着せ替えコンプリートゲームとしてはそれ以上

誇張抜きで、1400種類以上の型紙×自在な色変えで無限大のアイテムが作れる!

さらに更新データで新しい型紙や髪型などキャラメイクパーツが増えていく。

 

 ★大~小のやり込み作業を要求されるのがネック

特に着せ替えするアバター(ミューズ)を自分好みにするには大のやり込みが必要

 

 ※当初の不具合は更新データで少しずつ改善されているのでインターネット環境必須

 

難易度:

 ★どなたでもOK!

 

概要:

メーカー:サンソフィア

ジャンル:ファッション&コミュニケーション

 

注意!

記事執筆時点(2024年9月6日)、このゲームは毎月更新データが配信され続けており

情報が古い可能性があります。

 

ワガママファッションガールズモードで有名なサンソフィアと、マーベラスが手掛けるファッションゲーム。

 

 

◆良かった点

  • このゲーム一本で世間のファッション事情を一通り把握できる驚きの充実さ
  • 自分のセンスがダサくても誰かのファッションを見て参考にできる
  • 好みに着飾って最高にキュートなKawaii写真が撮れる

◆困った点

  • アイテム収集がひたすら同じことを繰り返す作業ゲー
  • さらにコンプリートにかなりの運要素が絡む(主にミューズエディット)
  • プレイ人口が少なくなると遊び辛くなる

 

ちなみに記事を書いている人間は壊滅的にファッション知らないタイプです

なのでファッションアイテムの種類に「アレがあるのにコレはない」みたいな口出しは一切できません…が、大抵全部あるんじゃない?という感覚。

 

 

どんなストーリー?

 

ストーリーは無いです。

まだだ、まだ更新データでダサコーデで人々の幸せを奪う魔王を討伐するために世界最強インフルエンサーを目指すストーリーが配信される可能性も捨てきれ…捨てていいと思います。

 

 

できることは、

  • 誰かのファッションに「いいね」でアイテムGET
  • 手に入れたアイテムで誰かにファッションコーディネート、通称「ルカット」をする
  • ルカット」でもらえるご褒美でアイテム作りに必要な型紙を集める
  • 誰かからしてもらえた「ルカット」を確認し、そこからアイテムGET

そのほかに写真を撮ったり、インテリアコーディネートをしたり。

連打しかやることがないけど見た目とっても可愛いビンゴゲームもある

 

やることは自由ですが、

インターネット環境があると「○○フェア」と呼ばれる

指定されるクエストをこなすとご褒美がもらえる期間限定の遊び

があったりします。

 

 

チュートリアルモードとして少し語られる世界背景によると、

 

 架空空間”イヴ”にやってきたプレイヤー(あなた)は、

 ”ミューズ”というアバターを作り

 かっこかわいくてステキなコーディネートを武器にインフルエンサーを目指す…

 

…という話が公式サイトに書かれております。

 

なので実は、ガールズモードとはほぼ別のゲームなんですね。

 

あちらはゲーム性がある代わりに、ファッションに合格・不合格が存在する。

 

ファッションドリーマーは制限や目標がない代わりに、自由で好きなようにファッションを組み立てられる。

 

 

好きに着飾ったら、4種類のワールドでいつでもどこでも写真を撮ることが可能

専用の背景やフレームで着飾れるフォトスタジオも完備!

 

 

面白いところ

 

いってしまえば鑑賞して楽しむゲーム。

 

そのアイテムの種類に一切妥協しなかった結果が1400種類以上(しかもアプデで追加される)です。

 

プレイヤーが弄れるのはアバターである”ミューズ”自身と、コーディネートの二種類。

 

ミューズエディットに関しては困った点があるのですが…

コーディネートの方はほとんど良いとこだらけ。

 

ゲーム内にはそれぞれのファッションに身を包んだミューズたちが点在しています。

気になるアイテムを見かけたら「イイネ」

するとアイテムをそっくりそのまま貰えちゃいます。

 

洋服を収集するのに通貨は一切使わない!

これが画期的で、どんどんアイテムを収集できます。いつゲームを始めても大丈夫。

 

最初のチュートリアルではNPCのアイテムしか手に入りませんが、

エンディング後にインターネットへ繋げば世界中のリアルプレイヤーがデザインしたアイテムがいくらでも手に入る。

 

ゲーム内通過”Eポイント”はファッションアイテムを自分で手作りするのに使います。

 

 

◆アイテムクリエイトとは?

 

実際に行うのは色替えです。ただし用意された候補から色を選ぶ…ではありません。

 

アイテム次第ではありますが、実に細かくカラーを弄ることができます。

靴ならば靴紐・靴底・エンブレムなども弄れて計8ヵ所なんて珍しくありません。

組み合わせは無限大というわけです。

色が思いつかない人の為にカラーパレットも存在。こちらが収集要素の一つです。

 

 

ジャンルの「コミュニケーション」要素

 

 インターネットで世界中のプレイヤーと繋がる要素はありますが…非常に緩やかです。

 小学一年生にも安心して渡せますし、逆に交流したいなら外部SNSを利用することになります。

 

 チャットはない、では何ができるかというと「いいね」。

「いいね」は押すとアイテムをゲット、押されるとEポイントをゲット。

双方で得しますがそれだけで、そのプレイヤーと交流はできません。部屋の内装を観に行くことくらい。

例えば素敵なファッションをしてるミューズをフォローできますが、フォローしたからといって以前とあまり変わらない。

 

 それを薄いと捉えるか、安心と捉えるかは人それぞれ。

 

やりたい人はTwitter現Xでタグ検索をすると、公式Xさんも企画を発信してくれるなどして盛り上がっているようなので、上手く棲み分けができているのではないかと。

 

その代わりに公式NPCがよく喋ります。

 

 200人以上存在する彼らは励ましてくれる女の子、うやうやしい男性からじゃんけんを求めてくる女の子、パントマイマー、河童、宇宙人などなど、一度喋ったら忘れられない強烈キャラ祭り。

ちなみに例えではなく本当に河童ですし宇宙人です。王子様もいますがもはや霞んで見える。

 

他のリアルプレイヤーは定型文を組み合わせた挨拶に限定されていますが(これは仕方ない)、そんな強烈キャラクターだらけのNPCもといミューズたちのお陰で寂しさは全く感じないと思います。

 

…ですが、このNPCとの交流がやや強制されているのが困りもの

 

もう一つの強みとしてミューズエディット、キャラメイクですね。

さまざまなお洋服を着せて着飾る自分自身を作れるのですが、

そのパーツを入手する為にNPCと交流が必要。

 

それが200人いる上に交流の度合いもとんでもなく深くやり込まないといけない場合もあるらしく、ミューズエディットは自由自在にできない点が困ります。

 

「らしく」という表現なのは攻略本で判明したからですね…

 

 誰かにコーディネートをすること を”ルカット”と呼び(ガールズモードシリーズの接客と似たもの)、

 ルカットをすればするほど仲良くなり色々とアイテムをもらえたりするんですが、

ご褒美アイテムがプレイヤーから把握できず、攻略本で確認しなければならなかった。

 

これは…人の好物を攻略本で調べないと総当たりで調べることになるマーベラスの牧場物語を彷彿とさせるような。

 

収集に時間と根気が必要なのは当たり前ですが、もう少し条件が分かりやすくなったら嬉しいかな。

更新データでの改善があり得る箇所でもあります。せめて、もらえるご褒美が可視化されるくらい望んでもいいよね。

 

 

しかしコレ一時的ではありますが、救済処置もあります

 

そこらじゅうを歩いているミューズたち。

そのファッションを「いいね」すればアイテムが貰えるのは前述の通りですが、

顔のパーツさえもそっくりそのままコピーできます。

 

永続的ではなく操作を挟むと元に戻されてしまいますが…

好みの顔パーツを持ったミューズを見かけたらコピー、写真を撮るというコトもできます。

 

 

まとめ

 

 

  • ガールズモードシリーズとは根本的にゲーム性が違う
  • ストーリーはなく、存分に自由なコーディネートが楽しめる
  • アイテムの種類は非常に豊富。色替えは無限大&参考カラーパレットあり
 =気に入ったアイテムがあればどんどん手に入れられるし、気に入らなければ作れる
  • 世界中の誰かが作ったアイテムを好きなだけもらえるし、あげる方・もらう方どちらにもメリットがある
  • 誰かの反応がそのまま報酬になる。そして反応のハードルが低く、自然とどこかの誰かに「いいね」してされる関係になれる、ゆるやかなつながり
 =その代わり、プレイする人が減ると遊びやすさが落ちる
 
  • コーディネートは自由にできるが、着る人を好みに作りたかったら手間と時間が掛かるNPC(=公式ミューズ)との交流が避けられない
  • その公式ミューズたちはクセ強ばかりで好みが分かれる
 =制限こそあれ、救済処置はある
 大好きなミューズと出会えると同時に大嫌いなミューズも見つかりそうな程に振れ幅が広い
  • 写真撮影に欲しい機能はひととおりカバー(種類を増やしたい場合はやり込む必要がある)
  • やることそのものは「コーディネート」ではあるが、それに付随するやり込みは多彩
  • 不具合や不便な点は更新データでアップデートされる可能性あり
 =最初期は最低限1000~2000種類持っているであろうアイテムが種類でしか絞り込めなかったが、アプデでカラー毎に絞り込めるように。以前はとても大変だったので更新必須です。
 
 
 
あとはインテリアをコーディネートする要素もあります。
しかしファッション部分で充分満足できる作り。
 
ミューズエディットのパーツ追加はやり込み要素として長らく遊んでいますが、累計プレイ時間65時間以上の現在でも5種類ほどしか開放されてない。
公式ミューズの出現はランダムなので、運も絡むんですよね。
 

 

 

◆余談

 
自分のプレイ動機は、絵を描くので「今時のファッションを学びたい」でした。
 
この動機はゲームと充分に合致し、
「最近流行ってるあのなんかスケスケのやつ(多分シースルーワンピース,というか流行ったのは2023年)」の作画資料を手に入れ、着こなしている人を眺めることができ感謝しています。
※真面目な話、服の名前を知ることさえ叶えば調べ放題なので重宝します
 
というわけでガールズモード同様おじさんでも胸を張って買って楽しめるタイプの女児向け(っぽい)ゲームです。
特に、現代を舞台に創作する絵描きの資料としては完璧です。
 
記事ではあれこれ書いていますが、着せ替えしてるだけで結構時間が溶けていくゲームですよ。
実況動画を見てもネタバレにならないので、迷う方は動画を見てみるところからでも。