※注意
*世界樹の迷宮Ⅲリマスター星海の来訪者
初見プレイ日記です
*懐かしの会話劇形式でお送りします
*ボウケンジャーの妄想×ストーリーを追う
できればEXPERTでクリアを目指すのんびりプレイ
以上を許せる方のみどうぞ
簡単な紹介
一攫千金を目指し結成された冒険団、
"ナナイロード"
「小」国家のプリンセス"ナナイ"が
元荒くれ者と使用人を率いて作ったパーティで
海底遺跡に巡るお宝を見つけ一攫千金を目指す!
【主要メンバー】
◆ナナイ-プリンセス:
自分勝手でワガママでワールドはイズマインと考えてるタイプの姫様。貿易商の仕事が下火気味で、お父様の脛をかじっていられなくなりそうで内心焦っている。すごくケチ。
由来は七色
◆ジロ-パイレーツ:
犯罪を起こし、ナナイの護衛をする決まりで釈放された元海賊。ガラが悪く粗暴で、ガサツなナナイと気が合う悪友。突っ込み役。
由来は白
エトセトラエトセトラ。
メンバーは色縛り。
プレイヤーの備考
・世界樹の迷宮Vを表ボスまでクリア済み
・世界樹の迷宮Xをクリアする前にこっちをクリアしたい
・絵も描く ひむかい先生マジリスペクト
これまでのあらすじ
富。宝。名声。
噂を聞き付けて人がわんさかと集まってくる
海都アーモロード。
迷宮を踏破する志を持ったものか、はてさて物見遊山のお客様か。
冒険者たちを振り分けるため、
アーモロードの最高権力者である元老院は、
まずは迷宮一階の地図を書かせるのだという。
そんなことよりこいつを見てくれ。
レベル1で容赦なく叩きのめされ、しかし治療代を払う余裕もない
元令嬢と一味たちの哀れな姿を。
二日目の朝を迎える
~アーマンの宿~
メメモモ「うーん!朝一番にこの海都の景色を眺められる幸福…アーモロードの街は輝いて見えますわね」
ナナイ「たるんでいる!!私たちは前回、命からがら迷宮から逃げ帰ってきたのだ!!しかと反省をし次に備えなさい!」
メメモモ「(お嬢様は後衛で何もせず、
HPが回復する癒しのなんかいい香りを振り撒いていただけじゃありませんか…)」
ナナイ「こら!私の言うことを無視するのか!?ジロ!」
ジロ「ー ー ー」
ナナイ「へんじがない ただのしかばねのようだ…」
メメモモ「ジロさんは前回力尽きて気絶してしまいましたよ」
ナナイ「う、うそ…宿代払って一泊したのに、死者蘇生に同じだけのカネが掛かるっていうの?」
メメモモ「ナナイお嬢様、仮にも『プリンセス』なのにケチくさい発言はお控えなさって。
それに費用はまだ5エンですわ」
ナナイ「パパが500エンしかくれなかったのが悪いんだわ!あんたモンクなんだから自力で蘇生しなさいよ!!うわーん!」
◆メメモモ-モンク:
ナナイ家のメイド。実家がモンクの一家であることからパーティに任命された。メイドとして人のケアは得意だが、冒険という荒事は当然ながら苦手。
今日の世界樹の迷宮 キホンの「キ」
死んだ人は死んだままにして宿に泊まる。
まさかの仕様にびっくりしつつも、勝手に蘇生する他のゲームの宿屋がお節介なだけか~と納得。
…そんな厳しい仕様とは。世界樹はこういうとこもシビアか。
しっかりパーティー1泊分+死者蘇生分を徴収されました。収入源も確保できてないのにこれは…先は遠い。
稼ぐためには殴らねばならない
先に進もうとすると「オオヤマネコ」に遭遇。
パーティを半壊させてくる段違いの攻撃力を持ちます。
で、そんな強敵に出会わなくても敵がクリティカルを出すといちげき ひっさつ! か弱い人間はいともたやすく気絶する。
あゝ よわきものよ いとあはれ
つまり探索が進みません。
とうとう攻撃のできないナナイ&メメモモ二人を残し全員が気絶。
ほうほうのていで逃げ帰ってくる最中にもナナイが膝に拳を受けてしまう…
ジロ「ギルドのおっちゃんが言ってたとおり海水浴して帰っても良さそうだな、ハハハ」
ナナイ「ならん!!私大口叩いて実家を出てきたんだから!1に金!2に金!!金がないと帰れも傷を治しもできないのよ!!もうかさぶただらけだわ!!」
ジロ「世知辛いもんですなぁ。おてんばおひいさまのために『応急手当』のスキルを覚えましたよっと。
軽い傷なら直せるんで患部見してくださいよ」
ナナイ「ジロ…!戦いの経験でレベル2に上がったから…!
いいとこあるじゃない。膝を擦りむいたのよ、手当てして!」
ジロ「なーんてね、戦闘で一度気絶したんで今すぐは無理です。手元が震えて隠し道具も出せねぇ」
ナナイ「ジロ…」
ジロ「宿代も俺のレベルのせいで10エンに値上がりしましたね」
ナナイ「ジロ、あんたもういいわ。一旦ギルドに戻って控えと入れ替わってきて」
ジロ「鬼かよお前」
最強スキルで無双しよっ!
金が、ない。
装備を整えもできない今、頼みの綱はスキルです。
初期スキルで便利なものがいくつかあります。
プリンセスの「ロイヤルベール」。彼女が無傷でいられればノーリターンで全員のHPがわずかに回復。
ビーストキングの「獣の警戒」。敵が先手を取るのを、一定確率で防ぎます。
そして最終兵器、
シノビの「遁走の術」。
戦闘から逃げて(1階時点では)入り口、もしくは階段まで戻るスキル。
お馴染み脱出アイテム、アリアドネの糸がない今は逃げ帰る術がないので最後の命綱。
しかしシノビすぐ死ぬ。
アイエエエ!シノビナンデ!?
パイレーツ、シノビ、ビーストキング
プリンセス、モンクのパーティでしたが
もっと楽になるメンバーはいないのかととっかえひっかえ試してみる。
ナナイ「ファーマーを連れてるだけで経験値が倍になるの!?」
ジロ「ああ、吹けば飛ぶような農民の奴ら?お荷物になるだけですよ。それより俺の昔馴染みの荒くれ者をもっと引き込んだら良くないですか?」
ナナイ「ううん確かに農民には違いないけど…採取採掘伐採全てにも長けてるみたいだし、いい収入源になりそう」
ジロ「あんた仮にも貴族の端くれだろ?庶民なんか引き入れて恥ずかしくねえのか」
ナナイ「でも、私みたいな華やかで高貴な貴族が地に頭付けて『お願いします、助けてくださぁい!!』って謝る展開、皆好きなんでしょう?」
ジロ「初めっから10エンをケチるくらい威厳に欠けてるお前のどこが華やかで高貴なんだ?」
しかし、1~2レベルのうちはやはり装備が大事。
ゾディアックの特殊攻撃はまぁまぁおいしいものの、
一撃で倒す威力もなく、敵の攻撃を耐え凌ぐ防御もなくいろいろ事欠く序盤なのでした。
正統派プレイしていた最後の記録
皇帝ノ月 6日。
画面左半分くらいの地図を書ききり、
道を塞ぐ憲兵にやっと実力を認めてもらえました。
元老院へ報告しに行きます。なんかください。
「港に連絡しておくよ
ナナイロードに小船を譲ってやるようにってね
それで航海にも出られるはずだよ
気が向いたら大海へ出てみるんだね」
とのこと。
DSの原作ではワイヤレス通信を使った遊びって聞いてた大航海モードだ!?
インターネット接続ができれば友達のいないナナイでも航海に出て貿易ができるそうです。やったね!
ミッション達成報酬で500enとEXP1500を獲得。
資本金と同額の報酬ですよ!!これはありがたい。
元老院に一旦は認められたことで街での扱いも変化。
ネイピア商会にて、
「元老院から許可が出た冒険者のみに販売を許している」
と出してくれたのは、
なんと、アリアドネの糸。
VOFは序盤からまもりけむり売ってくれたのに!?
(そっちはカプコン)
しかも、その価格は100en。
ジロとナナイの武器とアリアドネの糸で500enはあっさり吹き飛びました。
なんてこっちゃ。
EXPERTの洗礼もありますが、ただVが易しかった気がひしひしと。
謎にシリーズ経験者内では評価が低めとかなんとか聞いていた理由って、だいぶ難易度緩和されてたからだったりするのか…?
ミニイベント『新芽』
樹海を歩いていると
Aで調べられる場所がたまにあり、ミニイベントが発生します。世界樹の醍醐味。
山菜っぽい、美味しそうな新芽が生えているのを発見したナナイ一行。
ジロ「え~、地面に生えてるものを食うなんて、おひいさまたるもの」
ナナイ「外には食べると大きくなるキノコや炎を操れる花が生えてるって聞いたことある!」
ジロ「世界観が違ぇよアホか!」
ドクロ「マジでそんなものあるのか!?ナナイ嬢すっげ物知りじゃん!食う!!」
ジロ「ちょっ待て超特急アホ!オオヤマネコにでも襲われたら俺らしか戦闘員が…」
ドクロ「!うっ!!」
新芽はどうやら毒草の一種だったようだ!
しかし…
メメモモ「わぁぁ!!飲み込んじゃダメですー!治療いたしますから!」
ドクロ「なんだ、これ!!舌がピリついてうめぇ!!こんな旨いもん初めて食ったぜ!!!」
メメモモ「あれ…?」
ドクロ「うおおおおっ!身体が熱くなってきた!!オレはまだまだ戦えるぜ!!」
毒物はむしろ肉体を活性化し、
ドクロのHPは10回復した!
ジロ「ちょっ…おひいさま、さすがに可哀想すよ。普段こいつに生ゴミでも食わせてるんですか?」
ナナイ「違うわよ!!こいつがポジティブなだけよ!!」
ドクロ-ウォリアー:
ナナイ家の用心棒。元々ジロとは旧知の仲な荒くれ者。
つよい!はやい!あさい!猪突猛進型。
経験値がもらえないのに唖然としました。
ミニイベントが発生したら経験値がもらえるのは3DSシリーズ以降の話らしい…
もらえる量はさほどでもないのですが、地味に美味しかったんだけどなー。
でもミニイベントは冒険のライブ感が味わえて大好きなので積極的に踏んでいきます。
隅々までコンプリートしてから進みたいゲーマーのサガ
こんな見出し付けてるけど世界樹の迷宮では地図100%コンプリートは常識です
一階を隅々まで探索した結果、宝箱をいくつか見つけました。
最奥の方で
ブレイバントとフェザーアーマーを獲得。
ナナイ「やった!防具をタダで!」
ジロ「おひいさまはネイピア商会のゼニ好き店主と大層気が合いそうですよね」
ナナイ「それの何が悪い?」
ジロ「金といえば、宝箱からは防具の他に金も見つけてましたね」
ナナイ「150エンだったかしら。まぁはした金よ」
ジロ「その1/10エンの治療費をケチって俺を担いで歩いてたのは忘れてねぇからな?」
ナナイ「この隊のリーダーは私!つまり私が法律!私が忘れたから無罪よ!そそそそれより、ブレイバントって何かしら!腕に巻く装備かしら?」
ジロ「…その節穴で確かめてみたらどうです。ほーら」
ブレイバント
怪物の骨の粉末を集め固めたアメ
ナナイ「ぎゃーーーーーっ!!!」
ジロ「攻撃力が上がるんですってよ。おひいさま滋養強壮って字書ける?」
ドクロ「食うだけで強くなれるって最高だな!!ねえナナイ嬢!!オレが食っていいか!!?」
ナナイ「イヤーーーッ!!どっかやって!!やーーーっ!!!」
ジロ「どっちが怪物だかもうわかんねぇな…」
B1Fを制覇したナナイロードだったが、
それは序章にも過ぎないのであった。
一階降りるだけで別世界、
迷宮の常識である。
続く。