最近は他のことにエネルギー散漫という感じで一向に競馬&一口馬主熱が上がってきませんが(笑)、そういう時こそ無理にでも触れ合うきっかけが大事。ということで、毎年恒例の日本ダービー時点での3歳愛馬の振り返りです。


と、その前に。


昨日の本命は当然にサンライズアース。ある意味父らしさを見せてくれた一戦で、動いて止まらなかったのだからポテンシャルはかなり高い馬ですね。3着ならばのたらればはありますが(笑)、この馬を起点とすれば、レイデオロ→スワーヴリチャード→アルアインというワンツースリーとも言えますから、それを見られた観戦料と思っておきましょう。


さて本題です。


【戦績】33戦5勝(5-3-3-2-1-19)

 アンデスビエント 2-1-1-1-0-0

 ソウルアンドジャズ 1-0-0-1-0-3

 ファビュラスロード 0-1-1-0-0-4

 ビクトリーフォース 0-0-0-0-0-5

 サミアド 1-1-0-0-0-3

 トラジェクトワール 1-0-0-0-1-3

 ミダース 0-0-1-0-0-1


 勝率 .152

 複勝率 .333

 掲示板率 .424


(参考)2020年産

【戦績】28戦5勝(5-3-3-2-2-13)

 勝率 .179

 複勝率 .393

 掲示板率 .536







戦績だけ見ると2020年産と比べて着外の数が増えた以外、かなり似たような感じになりました。


が、やはり充実度は昨年のそれとは違う。重賞出走自体一つのみ、クラシック路線とは全く無縁となってしまいましたから。


このタイミングの区切りはいわゆるPOG期間とも重なるものですが、であればやはりクラシック路線に愛馬を送り込みたいですし、ある意味短い時間軸ではそれが一つの目標みたいなもの。もちろん一つ前の世代が出来過ぎとしても、その数字以上に満足度の開きがありましたね。



では、一頭ずつ振り返り、かつ今後の展望も記していきますか。


まずはメインクラブであるグリーンファーム愛馬会の愛馬5頭から。


アンデスビエントはここまで2勝と最多勝。愛馬の牝馬で3歳春時点で2つ以上の勝利はこの馬とラヴェルの2頭のみですから、(牡馬も得意でないけど)苦手な牝馬選びの中では貴重な存在。何より出資割合的にも大事な馬で、募集時にビビッときた存在でもあるので。

未勝利勝ち上がり後の喉の手術や体調面での不安もありましたが、この馬の成長曲線を想像すれば決して無駄ではない時間であったと思います。クラブ活躍馬の母と似たような戦績も、この時点では母以上の存在とも言え、ここから母のような成長を見せてくれたらの期待は無限大です。

その中で来月の関東オークスの出走権をゲットしてくれました。相手関係的に決して楽ではない戦いとなりますが、無事にゲートインまで進み、川崎のナイター競馬でいい走りを見せてくれたらと願うのみです。少なくとも働き出してからは一度も川崎競馬場へ足を踏み入れた記憶はありませんけど、当日は応援に行ければと思ってます。

いつの間にかお馴染みの血統となったソウルアンドジャズ。一つ勝っていることの安心感は大きい。昇級後の2戦はいいところが無かったので、古馬と一緒になる来週の函館戦、洋芝は合いそうですしここからリスタートくらいの気持ちで応援したいですね。

ファビュラスロード、様子見で昨春に出資をした馬でした。前走こそ崩れてしまいましたけど、その前の3着、2着の流れはとても良かった。来月末の福島戦で巻き返しでの勝利を、なんとか競走生活を続けられる権利をまずは一つ目指してほしいもの。

残念ながらこの時点で一頭が引退。ビクトリーフォースは一度も掲示板に届かずの引退となりました。募集時から繋ぎの緩さはあったものの可動域の広さとか、動き自体は良かった馬だけに未だ走れなかった理由が分かりませんが、これも一口馬主ですね。お疲れさまでした。

期間中最後の出走はサミアド。残り200-300mの時点ではやったかもと思えたくらい、休み明けを使われての前進は確実でしたし、特別提供馬ですからここまで一つ勝ってくれているという事実だけでももちろん、キャリアを積めばもう一つ二つの期待はしても大丈夫と思ってます。

続いてキャロットクラブの愛馬2頭。

最優先馬トラジェクトワール。昨秋の未勝利戦勝利時に見せた走り、大袈裟かも知れませんが私のこの趣味の集大成となってくれる馬かもまで思わせたほどでした。数字的裏付けはもちろん、何よりその走法に惹かれて。

ただ、期待を大きくした3歳になっての3戦がいかにも良くなかった。ツキが無かったとしかいいようもなく、それにあわせて気持ちの面で相当な難しさを見せてしまって。

関係者の皆さんがなんとか立て直そうとしているのは伝わってきます。だからこその特別登録段階ではあるものの格上挑戦の意味も納得です。素質を感じているからこそあえてクラスが上がるレースを選択肢にまで入れておくということ。今のトラジェクトワールであればペースが少しでも上がる競馬の方がチャンスがあるはずと思いますからね。実際の出走は馬場を見ながらとはなるはずですが、2勝クラスチャレンジ、ありだと思います。

将来的には心と身体のバランスが取れたら、ここまでの戦績がなんだったのかと思わせてくれるような馬になってくれると信じています。

レイデオロの初年度産駒でもあるミダース。出資した以上期待していた舞台はそれこそ父と同じところにもありました。

が、脚元の不安などからデビューすら危ぶまれ、それでも迎えた3月のデビュー戦は18着。これ以上ない厳しいスタートでした。失うものはなくなりました。

2戦目を迎える前には見学で勝ち上がりのお願いをしてきました。



で、その2戦目で大きく変わり身を見せての3着。無事ならば今週にも予定されている3戦目で勝ち上がりたい、勝ち上がってほしいですし、あれこれ考えて楽しませてもらうためにも何とか一つ、無事に迎えてくれることを願うのみです。



と、ここまでダラダラと思いつくままに記しました。当たり前ですがこちらの思う通りに全て上手くはいかないけれど、馬はもちろんのこと関係者の皆さんのお陰ということは忘れてはいけないですね。


さて、次に控える2022年産世代、8頭の愛馬のうち4頭がゲート試験までクリアしています。アワブラという点を除けば3歳世代よりも出資時にかけていた期待は抑え気味ですが、外野の前評判はむしろ今年の方が高いかも知れません。


そのアワブラ代表はブリッサドラーダ。サイズが小さく成長待ちですが、母や祖母のそれを思えば焦る必要もなく、早くても年末以降と思いますが弾けるような走りを、姉の分も見せてくれることを願ってます。


もう一頭のアワブラはアンティジャミーラ。母の仔にしては産まれが早いこともありますが、良い形の成長力を見せ、予定外に早くゲート試験まで進んでくれました。募集時の人気はあまりなかったけれど、いいところまでいけるのではと妄想しています。


グリーンの馬だけどグリーンっぽくないのはチャロ。ダートの番組が充実してくる秋以降を目指すイメージですね。っぽくないということは、もしかするとタイムを上げたら…的な不安もゼロではないものの(笑)、近況からはそんな不安を抱く必要もない感じです。ダート路線と分かって出資することもあまり記憶にないけれど、だからこその新鮮さも感じますね。


プロピエダッドは私にとって4頭目の特別提供馬。兄エレダールはデビュー前とデビュー後の落差が大きかったので、この馬にはあえて期待せずにいた方がいい意味でギャップが生まれてくれるかも知れません。


兄姉がコンスタントに走っているハイファイスピード、早めの始動が見込まれます。脚付きに不安があった馬ですがここまでは問題なく来れました。欲を出せば2歳のうちに複数の勝利。そんな期待を持ってます。


追加募集で縁があったのはレイナデアルシーラ。この馬も無事ならばかなりやってくれそうな雰囲気です。母の仔出しにはもしかすると…的な期待値もあり、今年募集にかかるであろう妹も楽しみです。


最後に、キャロットの最優先馬グラフレナート。愛馬の先陣として2週目の府中マイル戦でのデビューが予定されています。実際にはレースに行ってみないと分かりませんが、ここまでの評価は悪くない。ならば期待するなというのも不自然なことで力が入るのも確か。もちろん無事のデビューを願うことは当然ですけど、今年縁がなかった大舞台へ…、一番近い存在であることは間違いなさそうですから、夢が広がる走りを、個人的には上半期最後となる中央の競馬場で目の前で見せてくれたら最高です。


2歳デビューはこの馬からです! 全馬の無事と活躍を願って