前回、4月1日のブログでは「競走用馬ファンドからの撤退宣言!!」を記しました。


まだ数日しか経ってはいませんが、エイプリルフールはもう終わっていますので(笑)、本日公開されたキャロットクラブの追加募集馬について記していきましょう(笑)。


正確には再募集馬が1頭、追加募集馬が6頭の計7頭、まとめて追加募集(馬)とします。


今週は自身のリフレッシュ放牧明けのため、仕事の負荷もそれなりにあり、リフレッシュ放牧に行くとその分疲れも溜まるという旅行あるあるもありますが、今日も結構な時間を画面と睨めっこして頭をフル回転させて過ごしていたものの「募集馬」というパワーワードの効用は非常に大きなもので元気をもらえますね。仕事の疲れで小さな目をショボショボさせていたのに、ギンギン状態になりましたから(笑)。


ということで歩様動画、カタログ、近況コメント、坂路動画、血統の順に目を通しました(この順で見る人は珍しいかもですが)。このサイクル全部で30分くらいの時間でしたでしょうか。



そんな楽しい時間は結局最初の約30分で終わりました。今年の追加募集の検討は終了しました。


おそらく数年前までの自分なら、なんなら去年の今頃であっても、間違いなく出資申し込みをしていたでしょう、どれかしらの馬に。


おかしい感覚ですが、申し込まないと損する的な、申し込んで抽選すること自体を楽しむ、たぶんその一連の流れの時間を過ごしていたはずです(ちなみに一度も当選したことはありませんけど(笑))。


ただ、もうそういう出資はしないことにしていますし、明らかにそれ以上のテンションにはなりませんでした。


昨年夏の通常募集時ですら、かなり絞り込んで納得のいく馬だけに行ったくらい。であれば、今回は最優先も母優先も権利ありませんし、当たるか当たらないか分からない、もうそこに積極的にはいくことを卒業してしまったので。


この点は単純な実績のグリーンとは違います。また、心のどこかでアンデスクイーンの22との比較をしていたのかも知れません。あの馬を1口のみに抑制したのだから、こっちでは上回る何かがないと改めてはいけないなと。


追加募集馬たち、昨年の実績を見ても勝ち上がりや過去には重賞勝ち馬もいますし、今年の募集馬もいいところがある馬もいたように見えますが、一口馬主という趣味への向き合い方を変えてしまっている自分にはアドレナリン吹き出してポチッとするまでとはなりませんでした。頭数を増やしたいと思っていた時期なら真逆の感情でしたでしょう(笑)。



ここから少しだけ余計なことを記しますのでそっとお閉じください。


再募集馬はともかく追加募集馬たち、特段手術歴はないようです。それはそれでもちろん良かったことです。


でも、通常募集にかからなかった理由は何らかあるはず。それは先般のグリーンの時にも記したんですが、はっきりとは情報公開してもらえません。


このブログでは何度か「情報の非対称性」というワードを記してきた記憶があります。募集する側あるいは関係者に近い側の人たちは募集が遅れた理由は分かっても、私のような立場では知る術がありません。


もちろん通常募集時だって裏情報的なことはあるんでしょうし、生き物の世界、そんな単純に良い悪いの情報通りに将来が決まることもないことも分かっていますが。ただ、追加募集だからこそなお厳しく思ってもしまいます。この趣味にお金をかけていく上であまりにブラックボックスなところが大きすぎるかなと。



さて、今年の募集馬たちに話を戻します。もし自分の考え方が昨年の今頃までだったら深くは考えなかったかも知れません(事実申し込んでますし(笑))、でもやはり通常募集にかからなかった理由は手術歴云々とは関係なく、少しでも情報の非対称性を埋めていく形で公開してほしいなと思って。通常募集に間に合わなかった理由を一言二言書いてくれると嬉しいですが、それを知れない限りは今回はやめておこうと。もちろん予算の問題もありますし、無理に行くのではなく今年の通常募集に残しておけば良いという気持ちが勝ちました。


と、個人の勝手な見解ですが、もしかすると将来的にはこの趣味にも情報開示が義務化されていくこともあるかも知れないなと想像したりも。定量的なデータなんかもそう。何せファンド扱いですからね。


世の中の変化が大きい中で、やや遅れ気味な感もありますが、今の売り手市場の時間が落ち着いた頃には変化があるかもななんて勝手に想像してもいます。


最後に、募集頭数が増えるということは愛馬たちとの入厩制限との戦いにもなります。クラブ募集馬が全部勝ち上がったら大変だということを想像すると…、また、これからの競馬界の姿を想像すると…、これ以上は思うことはあっても今日のところはさすがに文字化はやめておきます(笑)。


もし一頭だけタダで権利をもらえるならばあの馬かな…、と心に記し、締めとします。