ちょうど一年ほど前に記したブログ、まさか今年リブログすることになるとは思いもしませんでした(笑)。


桜の開花宣言とは逆ですが、昨年と比べ2週ほど早く愛馬の「30戦1勝」を達成することができました。昨年同様に1月の勝利機会を最後に苦しい時間が続いての結果です(笑)。


この間、レース映像を見ずに音声のみで聴くとか、愛馬のレースに関わらず競馬から離れてみるとか色々と試して来ましたが全くと言っていいほどに効果がなく、30戦目はアクシデント発生という形にもなり、数字上は昨年と同じでも深刻度は増しています。


年度も新たに変わりましたから、もういい加減本当に流れが変わる必要があると言うか、変わってくれないと困るのが本音で、そういう意味ではこの週末も来週も比較的上位人気が予想されるレースも控えるため、内容は二の次で勝ち星が欲しいです。


この趣味で私に選択権のあることは募集馬選定と口数選択のみで、あとはプロの皆さんにお任せするしかありません。



できる選択は上記の通り。


ただ、馬選びのセンスに課題を残し、結果が伴わないなら取れる選択肢はひとつ。


ということで私はここに「競走用馬ファンドからの撤退」を宣言します!!


この趣味を始めてからまもなく丸20年、競馬ということでは丸○○年、本当にありがとうございました!!!



さて、将来の資産形成により重きを置き始めていることはブログに記してきました。順調に残高が増え始めています。今日の「本題」はこちらとします。


私の年齢に近い方、あるいはより若い方には複利を活かした資産形成が適当とされていて、実際のパフォーマンスもその方が結果として伴っているでしょう。


ただ、あくまでも個人的な考え方ですが、将来動けなくなった時、あるいは眠りにつく時に口座残高を眺めていることだけはしたくない、そう思って投資をしています。


何のために貯えるのか、将来を見てという点では変わらずとも、いわゆる生きたお金にならなければ意味がないと考えているからです。


先日の那須や天栄への旅もですけど、今の年齢や体力、家庭環境だからできること、もし60,70と元気に生きていれば良いけど身体の不具合、もしかすると楽しむ気持ちという面で衰えてしまえば、今できる旅(に関わらず支出)と将来できる旅(や支出)は同じ価値とはならないからです。


投資の世界では現在価値(PV)と将来価値(FV)というワードがあり、現在の1万円と1年後の1万円の価値は違うなどと説明されますが、体力気力にも似たようなことは言えるので、例えば現在の1万円が10年後には2万円になっていたとしても実質的な価値はむしろ現在の1万円の方が価値があるかも知れません。


ということで、もちろん複利を活かした資産形成を軸にしながらも毎年の配当収入、いわゆるインカムゲインも大切にして、それは投資に回すのではなく現在の旅や食事に向けるようにしています。


繰り返しますが、投資とすれば非効率とは分かっていてあえてその選択をし続けてきました。なので投資に向けた額が仮に同等としても、私の残高は世間一般的な人と比べて増えてもいないでしょう。それでいい、むしろそれがいいと思っていますので。


ただ、配当金(分配金)狙いの投資は増えないかというと決してそうではないと見ているのもまた本心です。特に日本企業においてはガバナンス改革が進み、まだまだそこには余地があるので同じ株数や口数でも配当や分配額は増えていくはず。となれば余暇に使えるそれも増えていくことになる。30年先と言われると自信ないものの、しばらくはそんな流れが続くのではないかと。


まだ書きたいことはあってもこれ以上は控えますが、頭の中の一部はこんなところですね。


ということで、「一口馬主からの撤退」を宣言しちゃいましたので(笑)、今日はこの辺で失礼します。