先週土曜は愛馬4頭の口取りチャンスがありながら緊張感がほぼない状態で応援し、口取りどころか全馬掲示板にも載れず。そして今日は重賞では初となる愛馬の複数頭出走も出遅れや不利などで惨敗。これで今年は21戦1勝、一月の半ばから複勝圏すらない(お財布的にも)厳しい時間が続いています(笑)。


ここ数年の競馬熱の低下は何度も記してきましたが、最近は愛馬のレース以外はほぼ目にする機会もなく競馬情報も追わずで、重賞の勝ち馬すら把握できていないことも多々あります。


それには公私の公の方に割くエネルギーが増えていることもあるんですが、私の方でも色々とやることがあったり、余暇の時間があれば読書をしていることが多く、あとは資産形成のこととか、それこそこれからはオープン戦も終盤に向かう野球へと使う時間も増えるでしょうし(SNSの読み書きもついつい遠のいて)。


そんな気持ちですから冒頭に記したように愛馬たちの成績も上がって来ませんし、これは愛馬たちや関係者の皆さんあるいは出資されているお仲間さんにも申し訳ないですが、まさに俺が悪い状態にも感じています。やっぱりちゃんと向き合わないといけないですよね。運気を下げちゃってますから。


ただ、こんな状態でも「募集馬」という魔のワードには引っ張られる自分がいる、病気それも相当深刻な病気であるとしか思えませんが(笑)、検討しましたよ、グリーンで追加募集されたアンデスクイーンの22について。


母優先権利を持たない自分には募集開始までまだ一週間ありますが、備忘録的に思うまま記してみましょう。あくまでも個人の推測等を根拠なく書いていきますから、内容に関する責任は取れませんし反論は受けません。


アンデスクイーンの22

父ナダル


クラブ代表馬の母の産駒、昨夏の募集リストにありませんでしたが、今般追加募集の形で募集がかかりました。初仔の姉アンデスビエントに出資していることもあり、追加募集の発表があった時には嬉しかったですね。


ただ、素直には受け止めにくい事象もありました。なぜ追加募集なのかとなぜ姉よりも価格が1千万円も安いのかの二点について。


まずは前者の追加募集に回った理由から。単純に昨夏の募集には体勢が整えられなかったという話を聞きました。公表事項に該当するような手術はしていないので、変に疑っても仕方ないんですがどこか弱さを見せていただけなのかも知れないですね。


一方でキャロットの馬たちと比較してもNF空港での育成ペースは間違いなくトップ集団に位置してますし、サイズも父の影響があるとはいえ十分なもの、つまり当時のサイズが理由とは考えにくく、でも慎重に見ないといけないことがあった。そう捉えておくべきでしょう。


そして価格の話。姉アンデスビエントとの比較で父の種付料以上の開きがありさらに2ヶ月分の維持費負担がないことを思えばさらに100万円近く安い。一般的には初仔よりも2番仔以降の方が値付けは上がることや昨今の馬代高騰の影響を思えば違和感を抱くのは自然な感情です。


なので、どうしても疑念が先行しますから、馬を見る目もネガティブなことを探したくなる、むしろそのネガティブな点を上回るだけのポジティブ要素がない限り出資申し込みをするのは今の自分にはできないので。


そんな疑念いっぱいなアラ探し視点で検討を開始します(笑)。


写真のファーストインプレッションからは姉同様に左前の弓っぽさが気になりました。が、姉にはそれでも出資をしましたし、妹のそれは極端に強いものでは無かったですし、動画の横からの画では気にならないレベルでした。


今度は前からの動画に進みます。あ、これだよね、と思えた右前のオフセットと両前の内向。特に前者は結構気になるレベルで…、脚付き、脚向きの悪さの分の姉との価格差なのかなと。もしかすると公表に至らない肢軸や蹄を弄ったなどはあったのかなと、単なる素人の想像ですけどね。


この時期まで順調過ぎるくらい来ていることからすれば大丈夫と思いたい一方で、値付けの理由が脚元のこれだとすればなかなかに受け入れにくい、でも父の産駒の価格帯からすれば違和感あるものではないし…。こんなふうに頭の中がグルグル回り出します。



さらに動画を進めます。サービスカットと思われる(正直あると期待してなかった(笑))坂路動画の走り、いやいやこれは素晴らしいじゃないですか!


フットワークに気になる点は相当あります。歩いている姿と連動してリスクは低くないことは再確認しました。が、決して姉比較でスピード抜群という走りには見えない中での運動神経の高さ、走りのスムーズさは姉を超えると言いますか、かなりのインパクトを受けたものでした。パワーもそれなりにあり、何よりスイスイ進むんですよ。


姉の募集動画にはもちろん歩いている姿しかありませんし、その歩きから受けた衝撃は相当でしたから当然その比較では足りませんが、姉と比べると前捌きの軽さやバネを感じさせますし、無事ならば芝の可能性もあっての活躍する姿を自然と想像できるレベルの馬に見えました。


血統面のことを記していませんでしたが、もしかするとアンデスクイーンは相当に優秀な繁殖の可能性もあるのでは。2頭続けてこれだけ動ける馬を産める母というのもそうそういるものではないですからね。無事に募集がかかれば23年産駒はクリソベリルとの仔、血統的にはさらに楽しみです。


なので、あとはリスクをどこまで許容するか。たぶん数年前の自分ならば姉(3口)と同等または上の申込みをしたかも知れませんが、資産形成に向ける割合を増やし始めた今はさすがに相当に分が悪い一口馬主という趣味に無闇に資金を向けることはしません(笑)。


来週末の姉の復帰戦を待ってから最終的には決めたいと思いますが、スルーしての0の可能性もあるけれどたぶん1か2、そんな頭にあります。



ここまで長々と記しましたが、そもそも実績で出資できるかも疑わしい。ゴージャスランチの22での20万円分が減額されての実績になるのでだいぶ心許ない水準となります。ファビュラスロードとナスノシベリウスの22、レッドソンブレロの22、デグラーティアの22の実績でさてどこまでに位置するのか。母優先や新規枠で一定数消えるので、どこまでの実績まで残るでしょうか。


そんな心配もしないといけませんけど、申し込みするにせよしないにせよ、出資できるにせよお断りされるにせよ、もう少し競馬に向き合わないともったいないよと、自分に言い聞かせての締めとします(明日も競馬はお休みかもですが(笑))。