1月の愛馬の出走が終わりました。中でも一番の、いや今年の上半期、さらにもしかすると一年で一番大事な一戦になるとも思っていたセントポーリア賞のトラジェクトワール、いい走りが出来ませんでした…。まずはお疲れさまでした。


このレースに臨むにあたり、私自身の気持ちは上記の通り強いものがありましたし、もっと言えば勝ち負けどうこうというレベルには正直なくて、その内容、どんなパフォーマンスを見せてくれるか以外のことを考えてもいませんでした。


前走の勝利の後、こんなことを記していました。



この頃は愛馬のレースも含めてあまり競馬に時間が向いていなかったタイミングでした。それでもそれなりのことを記していましたが、少し時間が経って改めてレースを振り返って、スロー再生なんかまでして何度も何度もレースを見返してみたんです。


トラジェクトワールのフットワークの素晴らしさ、正直これまで出資してきた愛馬たちとは全く違うものでした。


筋力という面ではまだ成長待ちなのは間違いないものの、体幹の強さからブレず走るフォームがとにかく綺麗で上や横に力が抜けません。それでいて前脚を高く上げつつ前に強く振れる、相当な運動神経を感じさせ、これだけでも凄い馬と思ったのにさらに回転のピッチが速い。つまり無事に成長したらどこまでの馬になるのかと、現時点の完成度でも同条件のここならばのパフォーマンスを見せてくれるはずと。


これまでの3戦の常歩の状態を見比べるだけでも一段ずつステップアップしていて、特に前走から今回までのそれは大きなものであったと思います。だからこそ何度でも書きますが、勝ち負けとか着順とかという言葉で言い表したくない、大きな夢だけを見させてくれるはずと。



今日のレース、スタート後にやや接触する場面がありました。そこから折り合いを欠いてしまいました。馬群に課題があると言うことなのかも知れません。そして、これらのことがあってもなくても残り2Fのラップを見ても10.7の区間があるくらいの展開では差し切ることは容易ではなかったでしょう。


でも期待していたのはこれら全ての悪条件が揃ってでもそれを跳ね返すような走りを見せてくれることでしたが、直線の走りは前走とは全く別馬かと思わせるものに終わってしまいました。


少し間隔をあけるようなことも言及されていますし、残念ながらこれで春の大舞台はなくなったかなと思っています。もともと完成は早くて秋あるいは古馬になってからと思っていたので、その点で悲観することはないのかも知れませんけどね。でもそれでもと思っていたからこその残念な思いが書けば書くほど出てくるという…。



と、まだ1ヶ月なのに既に1年が終了したくらいの気持ちにもありますが(笑)、これから仕事に向き合う時間が増える時期であること、また自身のことで色々とあり、私自身もここでSNSから再度の短期放牧に入ることとします。来月はハーツコンチェルトのサウジ挑戦もありますし、その他にも大事なレースは続きますが、それらのことに関係なく、心身ともにいい方向に向いてこれれば再開しようと思ってます!