《ミズノから伝統と技術を組み合わせた「次世代の雪駄」が登場》
スポーツメーカー「ミズノ」は「大和工房」との共同開発で次世代の雪駄「SETTA C/6」をローンチ。今月5日より販売を開始した。この商品は、インソール内部にカーボン繊維強化プラスチックを採用し、中足部を下げてつま先部が高くなるアーチ形状を成形することで、独特の転がり感と弾性のある履き心地を実現。ミッドソール部分には低反発発泡ウレタン、鼻緒の先端である先緒(さっきょ)にはポリエステル起毛PU加工が施され、肌触りのよさと疲れにくい工夫が施されている。また、フットベッド部分に涼しさを感じる麻調織物を使用し、デザインは濃い色合いで統一。さまざまなカジュアルファッションにマッチするルックスに仕上がっている。気になる価格は1万6000円(税込み)。これまで、素材の特性や加工に関する多くのノウハウを蓄積してきたミズノが生み出す「次世代の雪駄」。取り扱い店舗では売り切れ続出のようだが、ミズノ直営店やMIZUNO ONLINE SHOPでは再入荷の可能性もあるとのことなので、気になる人は随時チェックを!
おしゃれ雪駄ってことだね。
まずこの商品、どの辺(市場)を狙っているのかというところ。
良い素材を使って1万6000円する雪駄を誰に売りたいのか。
このニュース記事には、「さまざまなカジュアルファッションにマッチするルックスに仕上がっている」とあるが、
メーカー的にはホントのところ、 “新たなサンダル” として売っていこうというほどの意志はないんじゃないかなと思った。
「売り切れ続出」とあるが、これはもともとの在庫をそんなに用意していないからだろうね。
様子を見つつ、「日常使いのサンダルとしても売り出していけそうなら生産量を増やす」くらいの姿勢かな。
まあ半分ネタ、半分は売れたらラッキーくらいの商品に見える。
で、本来の雪駄の市場では、ある程度ウケるだろうね。
仕事や日常で雪駄を使用している人達にとっては、ちょっとオシャレ感のある新しめな商品となるから。
こっちがメインだろうね。それを別市場にも流してみて、いけそうなら・・・みたいな感じだね。
これでいいんだよね。「新規市場開拓だー!」なんて力んだらコケる。
肩の力を抜いて、「イケたら行く」くらいの方がいい。

