オーストラリアの森林火災に対して、今、たくさんの人が支援金を送っている。そんななか、アメリカで暮らす“裸の慈善家”ことKaylen Wardさんは、あるキャンペーンを始めたことで1億円以上の支援金を集めることに成功した(1月9日現在)。1月4日から彼女がおこなっているキャンペーンは、10ドル以上の寄付をした証拠をDMで送った人に対して、自身のヌード写真を送るというもの。この奇抜な慈善活動はすぐに話題となり、今もたくさんの人からDMが届いているという。彼女ひとりでは手が足りず、ほかの人にも証拠チェックを手伝ってもらっているほどだ!とはいえ、賛否は分かれている。否定的なコメントを残す人もいるし、Instagramはその活動を問題視し(Twitterでのキャンペーンにもかかわらず)、アカウントを凍結。加えて、家族には勘当され、彼女は好きな人と連絡がとれなくなってしまったらしい。それでもKaylenさんは「それがなんだっていうの、コアラを救うわ」と意気込み、今もDMの返信を続けているという。と。なるほど。
個人が6日間で1億円集めたってのがすごいな。僕も何か別の方法で、個人が6日間で1億円集められるか考えたけど、これ以上の方法がパッと浮かんでこない。まあ男にはムリだけど。個人がこれだけのお金を短期間で集めるにはこれがベストだったんだろうな。でもそれを思いつく人はいても、実行できる人はなかなかいない。自分の裸を晒す上、多数の批判派が出てくるのをわかった上でやってる。「それがなんだっていうの、コアラを救うわ」という揺るがない姿勢が更に人を惹きつける。すごい。経営者の鑑のような人だな。
経営者の皆さんには、このニュースの話題性部分に惑わされず、彼女のこの、何を言われても何が起きても “余裕で芯を貫いていく姿勢” というところに注目してほしいなと思う。
