静岡県西伊豆の海底で半年間熟成させる海底熟成ワイン「VOYAGE」。今年も去る12月17日に、紫外線の届かない約15メートルの海の底にワインを沈めた。というだけならば新鮮味のない話。だが今回はワインのほか、日本酒、梅酒、さらにはコーヒー豆の海底熟成にチャレンジしたという。蔵元、ワイナリーと協議を重ね、さらに熟成の効果が期待できるお酒を厳選したそうだが、気になるのはむしろコーヒー豆。新宿を中心に都内4店舗を展開する「丹波屋珈琲店」が、海底熟成のために厳選したのはサンタ・クルス島で有機栽培されたアラビカ種の生豆だ。「エイジングコーヒー」とは耳にするけれど、海底でとなると聞いたことがない。はたしてどんな香りと味を醸し出すのか?2020年夏、熟成されたコーヒー豆は自家焙煎され、数量限定メニューとして店頭で提供されるほか、豆の販売も予定している。と。なるほど。
販売広告のネタだけどね。そもそもコーヒー豆って熟成させるものなのかな?まあそこはいいか。こうやって面倒な手間を加えることでムリヤリ付加価値を与える。「あと半年以上待たないと飲めない」ってことを今発表することで更に価値が付くと。まあほんとムリヤリ感があって、僕だったらやらないけど、面白がる人もいるだろうからいっか。これ1杯いくらになるのだろう。
