10月3日、「H&M」は英国王室御用達のニットブランド「Pringle of Scotland(プリングル・オブ・スコットランド)」とのコラボラインを発売し、愛犬家から熱視線を浴びている。というのも、コレクションのなかに“愛犬とのペアルックが楽しめるセーター”がラインナップされているからだ。今回発売された犬用セーターは2種類。1種類目は、黒地に白文字で入った「Pringle」のロゴがアクセントとなったセーター。2種類目は、グレー、白、黄色のチェック柄がイギリスらしい一着。デザインやカラーはベーシックなものなので、愛犬の性別に関係なく使えそうだ。いずれも価格は24.99米ドル。インスタの投稿写真で女性が着ているセットアップは、セーター(19.99米ドル)とスカート(34.99米ドル)、犬用のセーターの全3着を合わせても1万円以下で購入することができる。注目のPringle of Scotlandのコラボラインは、アメリカとイギリス国内の店舗またはオンラインストアで販売中だ。この秋冬は、愛犬との“おそろコーデ”を楽しんでみてはいかがだろうか。と。なるほど。
これ、何でわざわざ犬とのペアルックなんて出すのかなと。そのまま受け取れば、シンプルに話題作り。ただコラボでニットを出すよりは、犬用もあるってことなら話題性が上がる。まあそれはそれで充分アリだと思った。でももう少し掘り下げてみたら、英国王室って代々犬好きで有名なんだね。知らなかった。女王の愛犬として「コーギー」が広く知られていて、女王はその飼育はもちろん、ブリーディングにも熱心らしい。宮殿内には“コーギー・ルーム”と呼ばれる専用の寝室が用意され、多い時には執事が6名いたこともあるとか。食事もすべて手作りで、缶詰やドライフードはNG。できる限り女王自身がエサやりもするだけに、冷凍料理がバレて激怒されたこともあるそう。ペットもVIP待遇だ。そんな背景があって今回の犬用セーターなんだろうね。なるほど。ファストファッションブランドが英国王室御用達ブランドとのコラボ、なかなか面白いね。
