近年ブームを呼んでいるのが大豆を原料に肉のように仕上げた大豆ミート。スーパーなどでも普通に目にするようになった。他におなじみのものとしては、「カップヌードル」(日清食品)の”謎肉”も大豆由来だと公表している。そんな中、ポテトチップス・メーカーの湖池屋が『罪なきからあげ』を投入した。鶏の唐揚げのカロリーは、1食4個程度食べると、それだけで400kcal程度になる。そこを置き換えたがっているのが、同商品。1袋食べても124kcalと低カロリーに抑えられているのでギルティーフリー(罪悪感なし)ということらしいと。なるほど。
これはフェイクミートを使ってはいるがスナック菓子だから、唐揚げと比較するのはちょっと乱暴だね。でも見た感じはビールのおつまみにはなりそう。それで唐揚げっぽかったらいいね。つまりおかずとしての鶏肉の「唐揚げ」と比較するのではなく、ポテトチップスとかその辺のスナックと比べてやると、もっと「買いたい」と思わせることができるだろね。まあでも内容云々は置いといて、今回この記事を取り上げようと思ったのはそのネーミング。「罪なきからあげ」。これいいよね。カロリーオフなのが一発でわかる。かなり良いネーミングだ。だがやはり商品が違う。これがスナック菓子でなく、フェイクミートを使った冷食の唐揚げのネーミングだったらドンピシャだった。それなら冷食唐揚げマーケットの半分以上を占める商品になりそうなのに。
ネーミングはとてもいい。でもそれを付ける商品が少しズレていた。惜しいな。
