セブン-イレブンは9月17日から、驚きの辛さが楽しめるという、「やりすぎ!極辛マーラーまん」を発売する。価格は138円(税別)。「やりすぎ!極辛マーラーまん」は、唐辛子の本格的な辛さが手軽に楽しめる中華まん。“シビ辛ブーム”により最近話題となっている「花椒(ホアジャオ)油」を使用することで、しびれる辛さと旨味がほどよく絡み合い、その中にしっかりと刺激を感じられるように仕立てた。また、インパクトのある真っ黒な見た目も特長だと。なるほどね。

他のレビューなんかも見ると、どうやらホントに辛そうだ。コンビニは基本的には万人受けするものを置く。なので “辛い” も “甘い” も「ほどほどに」のラインをいく。これは売れる法則からは外れるが、コンビニはマニアにバカ売れさせたいワケではない。もっと言えば、「売れ残り」を限りなくゼロにしたい。なので “ほどほどに戦略” で通常は正解と言える。ただ、シーズンモノはちょっと遊べる余地がある。なので季節限定モノはこういったことができるんだね。

売れる法則から言うと、「辛い」ならめちゃくちゃ辛い方がいい。この場合、肉まん1種類だから、辛さを5段階で選べるわけではない。そうなると例えば5段階だったら2か3あたりの辛さにしがちだが、それだと実は大して売れない。やるならせめて4。できれば5にした方がいい。まあでもコンビニではそこまでは無理かもだが。一般的な飲食店ならばできるだろうから、そうやった方が売れる。ビビらないこと。突き抜けた方がインパクトがあってウケが良くなる。特に安価のものであれば尚更。価格が高いものだとダメだが、安価なもの(一般的な一品価格のもの)ならば、人は好奇心に駆られて注文してしまう。一言、「辛いよ大丈夫?」と付け加えたら、更に心をくすぐってより売れるよ。