ファミリーマート各店では2019年8月20日から26日までの期間、「中華まん 100円セール」が開催されています。期間中は通常120~130円の中華まんが、特別価格の100円で提供されます。通常198円の「極旨 黒豚まん」のみ48円引きの150円になります。店舗によって取り扱い商品は異なりますが、通常130円の「チーズたっぷりピザまん」や「キーマカレーまん」、通常120円の「北海道産小豆のこしあんまん(ごま風味)」など5種類が100円で味わえます。と。
いやそれより、この夏場も肉まん売ってるの!?売ってたっけ??田舎暮らしになってからあまりコンビニに行かなくなったので、コンビニ事情に付いていけてなかったようだ。前は1日3回くらい行ってたのにな笑。
割引云々は置いといて、夏も肉まんを売るっていう商法はかなりアリだ。以前は冬場だけだったよね。そもそもあったかい食べものが寒い時期だけのものっていう固定観念が、商売の可能性を狭めてしまっていた。これはどの商売でも言えること。かなり早い段階で「ナシ」としてしまったものが、実はビジネスチャンスだってことが多くある。
僕が以前、ある医療介護機器メーカーのコンサルをしていた時のこと。初めて相談を受けた時、そのクライアントは「器具を体験してもらいづらい」という、どうしても解消できない慢性的な悩みを持っていた。それらの器具は大きく重いので、設置してあるショールームか、既に導入してくれている施設に体験に来てもらうという商談スタイルでやっていた。これにはデメリットが大きく2つあった。1つ目は、体験できる場所が限られていて、なかなか体験してもらいづらいこと。わざわざ来てもらわなければならない。2つ目は、実際に現場で使用するであろう老人や低体力者が体験できないこと。買うのは施設運営者側だが、使うのはそこの患者だ。この2点が悩みだった。そこで僕が出したアイディアが、器具を分解して車に乗せ、こっちから出張して体験してもらうことだった。それを話すとクライアントは全員ひっくり返ったが、「ダメモトでもいいから一度試してみようよ」と言って半ば強引にやってみてもらった。数種類ある器具の中から、効果に比較的即効性があり、サイズが小さめのもの(それでもかなりデカいが)を、車に積める程度まで最小限の分解をした。そして、分解して車に載せ込むまでにかかる時間と、車から降ろして設置するまでの時間をそれぞれ計り、どちらも15分以内でできるように何度も練習をした。分解設置マニュアルを作り、それに則ってやれば社員誰でもできるようにした。その結果、取締役の私物のハイエースはボコボコになったが、これで一気に売り上げを伸ばすことに成功できた。ちょっと長くなってしまったが、「器具は持ち運びできない」という “かなり早い段階でのナシ” を見直して成功した実例だ。
あなたの商売も見直す必要があるかもしれない。もしかしたらこの、“早い段階でのナシ” でビジネスチャンスを逃しているかもしれないからね。
