今日、6月1日からまた色んな商品が値上げすると。日清食品はカップ麺や袋麺など約160品の希望小売価格を4~8%引き上げる。例えば「カップヌードル」は税込みで194円から208円に。他にもサンヨー食品の「サッポロ一番」、東洋水産(マルちゃん)の「赤いきつね」も値上がりする。あとはアイスのハーゲンダッツも25~90円程度の値上げ。そして映画。TOHOシネマズは1800円から1900円になると。
まあ食品は希望小売価格だから販売店の営業努力で価格は下がるんだけど、映画はそのまま1900円払わなければ観られなくなるってことだね。映画の値上げが一番響くだろうな。実際問題、食品の方が買う頻度が高いし、販売店が割引しても結局これまでよりも値上がりはする。それに比べて映画はたまにしか行かないのに、「1900円」てなると本当に観たいものしか観に行かなくなりそうだね。
今年から一斉に色んなものが値上げしている。もちろん原材料費や人件費の高騰は各所に影響しているから当然と言えるが、中には便乗して値上げしているところもあるはずだ。値上げは決して悪いことではない。ただ、“値付け” のバランス感覚を失うと思いもよらないマイナスを生むことになる。映画代はこれまでの1800円がギリギリのラインだったように思う。ネットで映画が気軽に安価で観られる昨今、この100円の値上げはもしかしたら一気に “映画館離れ” に繋がるかもしれない。とりあえず今はTOHOシネマズだけみたいだから、他も映画館はそのまま1800円なのかな?安易に他の映画館も1900円にしたら大変なことになるかもしれないよ。
