缶には、同じ漢字が用いられている岐阜県関市の平成(へなり)地区で詰められた「平成の空気」と「ご縁」を意味する5円玉が入っている。同地区の道の駅やインターネット通販で購入できるらしい。
「空気」ってたまに売られてるよね。世界中探したら結構あるはず。で、これ売れるよ。
人の購買意欲は「限定」によって向上する。平成の空気はあと1週間ほどで無くなる。そんなこと別にどうでも良かったのに、「平成の空気」と言われた瞬間、そこに「限定」が発生した。うまいね。
ただの空気だ。昨日も今日も同じ。でも「平成の空気」は、成分は同じでも時代が違う。一気にプレミアが出る。それをとっておく技術は個人には普通は無い。ってことで買いたくなると。
バカみたいだけど商売の理に適っているからこれは売れる。難を言えば「平成(へなり)地区」じゃなく、皇居の空気にした方が良かったね。あと5円玉も要らないな。「空気」の押しが弱くなる。工夫したつもりが余計だったね。ビビり入ったな。
販売元は「1000缶は売りたい」と言っているらしいが、そんなもんじゃきかないと思うよ。どれくらい在庫を用意しているかわからないけど、1万個くらい作っておいてもいいんじゃないかな。ってどうせすぐ作れるからいいのか笑
あとは僕だったらもうちょっとやるな。更に「限定」を重ねることでもっと売れるようにする。例えば平成31年にかけて「3100個限定、1注文3個まで」にする。更にラベルの色を変えて「限定カラー朱色、限定1080個、1注文2個まで、2160円」。もうちょい押せるだろうから調子に乗って「金色、限定108個、10800円」もいけるな。こうしておけば3種類全部欲しくなる人もいるはず。まあこんな感じかな。
