AmazonのCEO、ジェフ・ベゾス氏の離婚調停がうまくまとまったらしい。

Amazon株約4兆円分が元妻の手に渡ると。

で、これニュースによっては「慰謝料」だったり「財産分与」だったりと表現が違っていて、どういうことかなと思ってちょっと調べてみた。

まず、元々のAmazon株は約16兆円分あったと。でもこれは、ベゾス氏と元妻の共同保有のものだそうだ。

離婚時の共同保有の財産の分与は、それぞれの貢献度に応じて分配するらしい。

そして財産分与は大きく分けて3つあり、それが「清算的財産分与」「扶養的財産分与」「慰謝料的財産分与」と。ふむ。

「清算的」は夫婦で築いた財産を分与しようということ。まあ普通のやつだね。

「扶養的」は、離婚により困窮する配偶者への扶養と。つまり稼げない方に配慮するってことかな。

「慰謝料的」は傷つけたことへの慰謝料の意味合いを持つと。

今回の離婚の原因はベゾス氏の浮気だ。なのでこの「慰謝料的財産分与」になるんだろうね。

共同財産の貢献度については、Amazonを経営しているベゾス氏の方が圧倒的に大きいが、「慰謝料的」ってところを考慮して落ち着いたところが4兆円てことだ。

共同保有財産16兆円のうちの25%ということになるけど、個人資産で4兆円てすごいね。ソフトバンクの孫さんの個人資産が確か2兆5千億円くらいだったから、それよりも上だね。