これからの日本で売れるビジネスについてはこれまでも何度か話してきました。

 

僕はだいたい3つに分類されると思っていて、そういう世界にジワジワと移行していくと思っていました。

 

ですがコロナになって、今後その移行スピードが増していくと感じています。

 

 

さてではその3つとは?ということですが以下になります。

 

①超実用的(安価、シンプル)

 

②超こだわり(高価、特徴的)

 

③癒し

 

一つずつ説明します。

 

まず①の超実用的。

 

特徴としては、とにかく安価であること。

 

物販に限らず、例えば飲食店でもイベントでも同じです。

 

わかりやすく言うと「1000円カット」みたいな。100均や激安居酒屋とかも。

 

「質より価格」という顧客向けということですね。

 

でもそういう中でもある程度の質は必要になります。ここは“安価でも高品質”の競争になるでしょう。

 

次に②の超こだわりはその逆。

 

高いお金を払ってもいいから、より高品質で特徴的で自分に合ったものが欲しい人向けのビジネス。

 

「価格より質」という人向けのビジネス。

 

でも“高級志向”とはちょっと違うのでそこは理解を間違えないように。「金持ちに高いものを売ったろ」みたいな感覚だと失敗します。

 

これはどれくらいこだわれるか、専門性を上げられるかになるかなと。でも価格とのバランスも必要。

 

消費者側もこの“価格のバランス感覚”が上がってきますので。“目が肥えてる”ってことですね。

 

そして最後の③癒し。

 

これはそのまま。

 

良くも悪くもこれからは、これまで以上に自分の内側に自分で働きかけていく時代になっていきます。

 

その時に必要なモノや場所や考え方などが売れるていくようになります。

 

ここに関しては商品サービスも様々で、価格帯もピンキリになるでしょう。なので新規参入しやすくもありますね。アイディア次第で後発だったとしても全然売れると思います。

 

というわけでザックリですが以上の3つのビジネスが今後売れていくと予想しています。

 

 

で、なぜこの3つになるかというところですが、つまりは消費者の懐事情がそうなるからです。

 

「お金持ち」と「そうでない人」でパックリ二分するようになると。中間の無いどちらかに、皆がなっていくということです。

 

③の癒しが売れるようになるのもそれが理由です。

 

お金が無くて忙しいそのストレスの緩和を求める人が増えるのと、

 

逆に、金銭的余裕から生まれる心の余裕を更に愉しみたい人のためです。

 

 

というわけでご自身のビジネスが、この3つのどれかに当てはまるか考えてみてください。

 

当てはまるようでしたらそれを更に強調すること、

 

当てはまらないようであればそれは全然売れなくなるので、どれかに寄せていくか、いっその事ビジネス変更もアリですね。