先週の土曜日、ひーちゃんの中学校の歩こう会がありました
名瀬、古仁屋間の約40キロを歩くという…
6個?のトンネル(トンネルの数え方は本?)網野子峠というアップダウンの峠を越え…
保護者が10カ所以上の給水所を準備してくださったり…
道のあちこちで安全係のお父さん方が誘導してくださったり…
来年の卒業アルバム用の写真撮影のために写真屋さんもバイクで行ったりきたりしなかやら一日中撮影してくださったり…
先生方や役員の方々がたくさんの準備を重ねてくださっての歩こう会。
朝5時半に学校を出発、バスで名瀬まで移動して…
ひーちゃんも歩いたことのない距離に内心ドキドキしていたようで…
私は救護班で車で伴走する係だったので
『あまり無理しないで、つらくなったら、お母さんの車にのればいいからね~ 』というと…
『絶対、お母さんの救護車のお世話にはならないから! 』と力強い言葉を 頼もしい
(あまのじゃくなので、やめろといえば、続ける!やったら?というとやらない…そんなひーちゃんの性格をわかって、わざと言ってみました)
車の前後にこんな表示カードをはってゆっくりゆっくり
車にAEDや救急箱、エアーサロンパス、ポカリスエット等の飲み物、毛布etc…をのせて
AEDなんか使う場面がありませんように…と祈りながら…
毎年AEDの講習は受けているので…
いざという時のために…あーして、こうして…と記憶を呼び起こしながら…
運転もあまり得意な方ではないので…事故のないように、私もちょっと緊張しながら…
朝7時に元気よく名瀬の朝戸をスタート
土曜日の奄美はとってもお天気がよく
春を思わせるような陽気でした
緋寒桜も咲きはじめていました
青空に濃いピンクが映えます
途中、住用のたこ福さんの前に…
http://ameblo.jp/hitokayosyun/entry-10760223905.html
『よい子の皆さんご自由に取ってください』って
温かい心づかいに、本当にほっこりしたり…
たこ福さん、ありがとうございました。
今度、たこ焼き食べに行きますね
マングローブの森をみながらテクテク
まだこのあたりまでは皆、元気そう…
ちょうど疲れたころ、(20キロくらい歩いた?)
住用の役勝の集会所でお昼の休憩
役員のお母さん方が作ってくださったおいしいカレーで身も心もあたたまり…
パワーをチャージして
元気いっぱいの子供たち
いざ、難所の網野子峠へ…
男子の先頭集団は先導してくださる保護者といっしょに歩くというより
走っていてびっくりしました マラソンみたいでした
中学男子本当に元気、体力あります
この子たちには救護車は必要ないようです
ひーちゃんもかなりお疲れの様子
よれよれになりながら歩いていて…
どこからか杖を調達していました
だんだんと笑顔も消え…完歩できるか?と途中心配になりましたが…
それでも給水所のおやつはたくさんいただいていたようです
甘いものからからいものまで…まんべんなく
網野子峠にも緋寒桜が咲いていました
一緒に歩いてくれていたお友達にはげまされ、なんとか、ひーちゃんも無事完歩できました
AEDを使うような緊急事態もなく…無事終了
救護班の私たちもホッとしました
中学校にゴール後、お母さん方がお湯を沸かしてくださっていて…
体育館でカップラーメンをいただきました
女子の中には、無事ゴールできた安堵感と、足が痛いのと、歩ききった達成感と…
いろんな感情が混ざりあって…
ぽろぽろ泣きながらラーメンを食べている子がいて…
一緒に食べながらおばちゃんももらい泣きしてしまいました…
泣きながら食べたカップラーメンの味は最高でしたおいしかった
カップラーメンってこんなにおいしいものなんだぁって
痛い足を引きづりながら、最後まで頑張ろうと歩いている様子をずーとみていたので
『本当にがんばったね~』と本当に感動しました
子供たちのがんばる姿にたくさんたくさん元気をもらえた1日でした
保護者や先生方も子供たちと一緒に歩いてくださいました保護者のお父さんお母さん、おじいちゃん、何度も「乗りませんか?」と誘惑(笑)しても頑張って完歩された保護者の方々…子供たちに寄り添って、はげましながら、見守りながら一緒に歩いてくださった保護者、先生方に感謝の気持ちでいっぱいです
(私は歩く体力がないので…)
私は歩いてもいないのに…なぜか左足が筋肉痛…
アクセルやブレーキを踏む右足じゃなく左足
よく考えたら朝5時半から夕方5時まで、お昼ご飯の休憩以外ほとんど運転席に座っていて…
左足だけほとんど動かしていなかったからかな
一方ひーちゃん、次の日もあまり足を痛がることもなく…
ケロリとしたもの…若いってすばらしい
40キロ近い長い距離を、気力だけで歩ききったひーちゃん。(体力はないので…)
今後、ひーちゃんの人生で多分もう…40キロもの長い距離を歩くってことはないのではないかなぁ…
本当にいい経験ができました