あたりまえ | 奄美の3匹のこぶた

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奄美大島での日々の暮らし、3人の子供たちの成長、おいしいもの… 小さな幸せをみつけて楽しく暮らしたいみみママのひとりごと☆

秋分の日、
主人のおばあちゃん、3匹のこぶたのひーおばあちゃんの13年忌の法要がありました。
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ひーばぁちゃんが亡くなったのはひーちゃんが1才半だったから、ひーちゃんもあまり覚えていなくて…
かーたん、ちびすけは、生まれてなくて。
写真やビデオの中のひーばぁちゃんが子供達の記憶のひーばぁちゃん。
そう考えると不思議な感じ。確実に12年の月日が流れています。

自宅にお坊さんに来ていただいて、お経をあげていただいて…
お坊さんのお経のあとの法話で、
「子供さんがいらっしゃると思って…」と
32才で病気で亡くなった「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」という本を書いた井村和清さんの「あたりまえ」という詩を準備してきて読んでくださいました。


あたりまえ
こんなすばらしいことを、みんなはなぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを
お父さんがいる
お母さんがいる
手が二本あって、足が二本ある
行きたいところへ自分で歩いてゆける
手をのばせばなんでもとれる
音がきこえて声がでる
こんなしあわせはあるでしょうか
しかし、だれもそれをよろこばない
あたりまえだ、と笑ってすます
食事がたべられる
夜になるとちゃんと眠れ、 そして又朝が来る
空気をむねいっぱいにすえる


笑える、泣ける、叫ぶこともできる
走りまわれる
みんなあたりまえのこと
こんなすばらしいことを、みんなは決してよろこばない
そのありがたさを知っているのは それを失くした人たちだけ
なぜでしょう
あたりまえ


あたりまえの反対はありがたい(有り難い)ことだとおっしっていました。
子供達の心にも響いたと母は信じたいニコニコ
小さな幸せも「ありがたい」と感謝できるように…感謝の気持ちを忘れないように日々をすごせたらいいなぁ…
子供達と毎日一緒にいられることも「あたりまえ」ではないということを肝に銘じ、感謝しないとドキドキ

主人も私もおばあちゃんっ子だったので、大正生まれのおばあちゃんの教えが体の隅々に染みついている感じがあります。
お互いに祖母は亡くなってしまったけど、おばあちゃんに教えてもらったことを子供達にも伝えていきたいなぁと思った法事でした。

ちなみに主人のおばあちゃんは
「つらいこと、大変な事があっても耐えなさい」とよく言っていたそうです。主人は本当に忍耐強い。子育てにおいても仕事上においても、すべての日時生活において、怒ったり、声を荒げたりとしたとこを見た事がなく…地味だけどコツコツと努力するタイプの人。
これもおばあちゃんの教えの賜物⁉️
そして、鬼嫁にも耐えているらしい…あせる
ひーばぁちゃんのお陰で私たち夫婦はなんとか続いているという事らしいですあせる
ありがたいです(笑)
おばあちゃんの教えあっての私の今の幸せ。
ひーばぁちゃんに感謝ですニコニコ
これからも私たち家族を見守っていてくださいラブラブ