2番目の真ん中っ子 | 奄美の3匹のこぶた

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奄美大島での日々の暮らし、3人の子供たちの成長、おいしいもの… 小さな幸せをみつけて楽しく暮らしたいみみママのひとりごと☆


今日、幼稚園の図書室で、お友達のママとバザーの準備をちょこちょこっとしていました


その場には園長先生(シスター)もいらっしゃって…


園長先生も一緒に、雑談をしながら、仕事をしている…といった感じでした


そこに、かーたんが、


『お母さん~見て~見て~織機ここまでおわった~』と、


うれしそうに毛糸で織った自分の制作途中の作品をもってきたのですが、バザーの仕事をしていた私は…


ちらっとふりかえって…


『すごいね~がんばってるね~』と…イスにすわったまま、首だけむけて事務的に!?


さらっと、言っただけでしたあせる



幼稚園では、卒業制作で、点結び(幾何学模様のデザインみたいなもの)とか、日本地図の製作、織機をつかって毛糸でポシェットを作る…と年長さんになるとお仕事が忙しくなってきます


朝も早く登園して、卒業制作のお仕事を頑張ってる様子のかーたん




かーたんが図書室からいなくなって、しばらくして…


さっきの私とかーたんのやりとりを見ていた園長先生が…


『お母さん…

もうすこし、真ん中のかーたんに興味、関心をもってあげてください。さっき、織り機を見せにきた時、かーたんのところまで立っていって、どうやって作ったの?すごいねぇ…ともっとしっかりとみてあげたほうがよかったですよ…真ん中の子は感じやすくて、我慢している部分が多いから、愛情をかけてあげて下さいね…』と…あせる


確かに…ガーン その通りです汗


私自身も3人姉妹の真ん中で、


いつも心のどこかで…『お姉ちゃんばっかり新しいものを買ってもらって…私はいつもおさがりばっかり…』


とか、『妹ばっかり、かわいがられて、甘やかして…わたしのことはどうでもいいんだ…』とか心の中にいつも、親に対して、不満のような、満たされないひねくれた気持ちを抱えていたから…


同じ真ん中っ子として…かーたんの気持ちがいちばんわかるはずなのに汗





少子化の影響で今や、真ん中っ子は絶滅危惧種になりつつある…と以前テレビでみたことがあります


上と下にはさまれて知らず知らずに…


自立心が強く、頑固で負けず嫌い、周囲に気を使う、要領がいい、世渡り上手、面倒見がいい、世話好き、愛情に飢えている、さびしがり屋、ひがみっぽい

こんな感じの性格になるらしい…


自分自身にもあてはまってる…ガーン



今日、園長先生に指摘されてはっとしました…あせる

たしかに、2番目って手がかからないというか…気がついたら、いろんなことができていて…

(自転車にもいつのまにか乗れていたし、なわとびもいつのまにかぴょんぴょん飛べるようになっていたし…)


お手伝いもよくしてくれるし…


手がかからない子…


ほっといても…『かーたんは大丈夫』という安心感?みたいなものがあって…


日々の細かい事を、見過ごしていたり、かーたんの『ママ~私を見て~』オーラに気がついてあげられてないことが多いのかも…


もう40年以上幼稚園の先生をしている園長先生は、子供達のすご~く細かい様子も見逃さずに見守ってくださっています


たとえば、帰りの会の時、(園長先生と一緒に参観させていただいていたのですが…)


担任の先生が前でお話を読んでくださっていて…


そのまわりに子供達が集まっていたら…


クラスの中でも最年少のちびすけは、(縦割りで2才から6才の子が混じって同じクラスにいます)かーたんにくっついて、後ろの方にいて、前には大きな子がいて…


先生のお話がよく見えない位置にいました


それに気がついたかーたんが、さっと、自分の場所とちびすけの場所を交代してあげていました

(先生がみえる場所にちびすけを移動させてあげていました)


それを見ていた園長先生が…


『お母さん、今、見ていましたか?あんな感じでかーたんは、さっと気がつく子なんですよ…そういうところをもっとみつけて認めて、褒めてあげてくださいね…』と…


毎日決して、ゆっくり、ゆったりと子育てをしているとは言い難い私…


どちらかといえば…どたばた、がさがさ、イライラ、いっぱいいっぱい…


という言葉があてはまる私の子育て…あせる


もっともっと、心にゆとりをもって、真ん中っ子のかーたんのだすサインを見逃さないようにしていかないといけないなぁ…


もっとちゃんと子供たち、一人一人に向き合っていかなきゃいけないな…と園長先生に気づかされました


園長先生ありがとうございますドキドキ