籠の鳥 | 奄美の3匹のこぶた

奄美の3匹のこぶた

奄美大島での日々の暮らし、3人の子供たちの成長、おいしいもの… 小さな幸せをみつけて楽しく暮らしたいみみママのひとりごと☆

先日、帰省した時…

95歳の私の祖母のところにも3匹のこぶたを連れて会いに行ってきました

今は、ほとんど寝たきりのような状態で、食事の時は車イスを使い、自分の足ではもう、歩くことができません

そんな大柄なほうではなかったのですが…

多分、60キロ近くあった体重は…(コロコロしたイメージでした)

今では35キロ…

すっかり、手足もやせ細り…
小さくなったおばあちゃん…


夏に帰省した時はあまり感じなかったのですが、今回、声があまりでなくなっているな…と感じました
私達がこそこそ話をするときのような…ささやくような声…

『おばあちゃん、大きなこえでしゃべってごらん~』と私が言うと…

母が…『歌を2~3曲歌うと声がでてくるんだよ!』と祖母と2人で歌ってくれた歌がこの曲





籠の鳥という、昭和のかおりの漂う歌…はじめて聞きました

でも…本当に、歌を歌う時の声はしっかりして…歌詞もしっかりおぼえていました…

何十年前の歌でも、歌の力ってすごいですね…


祖母が力いっぱい歌うこの曲を聞いていて涙がでてきました



私はちょくちょく会いにいけないので…

帰省した時、祖母に会いにいくと、

『ひょっとしたらおばあちゃんと会えるのは、今日が最後かも…』と毎回思って毎回、帰る時は

後ろ髪をひかれる思いです


95歳…

なにがおこってもおかしくない年齢ですが…100歳まであと5年!

私たちのために、歌を歌いながら、がんばって欲しいと思います