パパの歯科医院にいらっしゃる耳の不自由な患者さんと、より良いコミュニケーションがとれるようになったらいいな…
と思い通いはじめた手話教室
今日で3回目でした
今日は、ひとりひとり自分の名前を
「私の名前は〇〇 〇〇〇と申しますよろしくお願いします」と自己紹介を手話でしました
瀬戸内町の社会福祉協議会の先生(耳は聞こえますが、すご~く手話が上手です)と聴覚障害をもっていて、この手話教室をお手伝いしてくださっているAさんとにちゃんと通じるか…
みみママの順番がきて…どきどき…
なんとか通じました
名前を表す手話もいろいろあり、たとえば、名字は、
山、森、林、橋、島、藤など、ものの形から表現するもの
西、東、本、鈴、村など、ものの動きから表現するもの
田、中、小、川、上、北など、漢字のかたちから表現するもの
加藤、佐々木など、歴史的由来から…加藤さんは、加藤清正から(槍の名人なので、人差指で槍をさす) 佐々木さんは、佐々木小次郎から(刀を抜く)…で佐々木さん
佐藤、原、渡辺、など、ことばの意味や音から表現するもの
原さんだったら、お腹をポンとたたいたら、「原さん」だったり、
甘い(砂糖)と佐藤さんは、右手で口のまわりをひだりまわりにくるりとして、同じ「さとう」とあらわしたり…
となかなか覚えるの大変そう
あと、下の名前は、指文字で表現しました
50音が指で表現できるようになっているのですが…
まだ…半分も覚えていません自分の名前はできるようになりました
年々もの覚えが悪くなっていくのを感じます
指文字は、手話がわからないときや、固有名詞を表す時に使うそうです
知れば知るほど、奥が深い手話おもしろいのですが…今日覚えたことを明日は忘れてしまいそう…
家でちゃんと復習しないと…
話はかわりますが…この手話教室をお手伝いしてくださっている、Aさんのご主人…鹿児島の聾学校に通って
いらっしゃったということで…
もしかして…と思い(みみママの母は30年くらい前、鹿児島の聾学校の先生をしていました)
手話の先生を通じて、聞いてみましたが、覚えていらっしゃいませんでした(アルバムをひろげたらわかるかも…と
)
母にも、聞いてみましたが…
「奄美の子も何人もいたけどねぇ…」と記憶が定かでありませんでした
もう30年近く前のことですもんねぇ 「担任してたら、覚えているんだけど…」と母
奄美の聴覚障害の子どもたちは、そのころ、親から離れて、寄宿舎生活をしていたそうです
鹿児島には鹿児島市内にひとつしか聾学校がないため離島や地方の子は親元を離れての寮生活…
もし、今、小学生のひーちゃんが一人、親元から離れて生活ってなったら…
親も子もさびしくてしょうがないと思います
Aさんの御主人も、ご両親も、さびしい思いをしながら、小学、中学、高等部までがんばってこららたんだな…と
あらためて思いました