デジタル・ゲームス。

いまハリウッドの映画は役者がいるだけで、
そこにデジタルな化粧の塗装を施し全てをCGで
作成するらしい。
また音楽もあるフレーズの音源があり、
それをベースとしてループさせ化粧を施す。
医療の世界でもカメラを見ながら施術を施し、
銀行には実際にお金がある訳ではなく貯金通帳上の
数値の付け替えなのである。
コンピューターの出現以来、
経済も文化も娯楽も戦争ですらすべてがゼロとイチの
組み合わせによって映像や音となって五感を刺激する。
今更デジタル社会をとやかく言うつもりはないが、
自分達はそんな社会に生きているのである。

リアリティーとは何か?

現代はこれがこの時代のリアリティーなのである。
ただつらいのは、デジタルには抑揚がなく情がないため、
もの凄いスピードで正確に人を追い立てる。
そんなデジタル・ゲームの終わりは、
このデジタル社会からのゲーム・オーバーを意味する。
先日、女子大生が殺人を犯してその理由は、
「人を殺してみたかった~」
との驚きの理由だったのである。。

cAnalogCat
(Analog猫:デジタルに一番ほど遠い動物)

そんな社会からの反発がアナログな叫びとなって、
現代社会に鬱積しているように見える。

さっき隣の猫がないていた。
「ニャオ~ン」だとさ。。。