心のレイヤー。

超久しぶりのBlogである。
それは、Blogネタや話題に詰まった訳ではない。
世の中、周りを見渡せば日々刻々と色々な事が
起こり拙者自身も例外ではない。
なぜ故Blogを書かなかったのだろうか?
自問自答して見ると
それは、レイヤーが違うのである。
世間の変化より自身の変化が大きいために
日々汲々として、
とても物理的な時間も精神的な余裕もなかった
のである。
そうなると、人間不思議なもので心の襞が
無くなって行く。
そこで現れてくるのは一番最下層のレイヤーに
ある本能に近いある種殺伐とした襞に辿り着く。
今のBlackな仕事で月100時間も残業をすると、
食う寝る仕事と言う本能的なレイヤー以外の
趣味や娯楽と言った上位のレイヤーは吹き飛んで
しまい、跡形もないのである。

今日からお盆休みとなり、束の間の休みで
テレビで二度目の「永遠の0」を見た。
何とこの世界では食う寝る死しかないレイヤーで
そこに心の葛藤がある。
残業で命は取られないがそこでは確実に命を散らす。
そんな深い究極の深層レイヤーは人の魂を否応なしに
揺さぶる。

これがBlogを書きたくなった理由なのである。。
デジタル・ゲームス。

いまハリウッドの映画は役者がいるだけで、
そこにデジタルな化粧の塗装を施し全てをCGで
作成するらしい。
また音楽もあるフレーズの音源があり、
それをベースとしてループさせ化粧を施す。
医療の世界でもカメラを見ながら施術を施し、
銀行には実際にお金がある訳ではなく貯金通帳上の
数値の付け替えなのである。
コンピューターの出現以来、
経済も文化も娯楽も戦争ですらすべてがゼロとイチの
組み合わせによって映像や音となって五感を刺激する。
今更デジタル社会をとやかく言うつもりはないが、
自分達はそんな社会に生きているのである。

リアリティーとは何か?

現代はこれがこの時代のリアリティーなのである。
ただつらいのは、デジタルには抑揚がなく情がないため、
もの凄いスピードで正確に人を追い立てる。
そんなデジタル・ゲームの終わりは、
このデジタル社会からのゲーム・オーバーを意味する。
先日、女子大生が殺人を犯してその理由は、
「人を殺してみたかった~」
との驚きの理由だったのである。。

cAnalogCat
(Analog猫:デジタルに一番ほど遠い動物)

そんな社会からの反発がアナログな叫びとなって、
現代社会に鬱積しているように見える。

さっき隣の猫がないていた。
「ニャオ~ン」だとさ。。。
騒がしいスマホ。

拙者のスマホほぼカメラと化している。
使うアプリはLineとFaceBookくらいなものである。
従って電話はしないからかかっても来ないのである。

ところがそんなスマホが最近俄かに騒がしい....

5月に入ってが頻繁に鳴るのでギョッとするのである。
先日の小笠原の地震で今月に入って地震で4回も鳴り、
ゲリラ豪雨で3回、一昨日の噴火で1回の計8回も
所かまわずに鳴ったのである。
それは拙者のスマホに元から入っている防災速報と
言うアプリからの警報音である。

更にまた....

会社の安否確認システムと言うのに個人スマホを
登録せねばならず、
震度5以上の地震の際には夜中であろうと朝方で
あろうとお構いなしに、防災システムセンターから
カーナビ案内の音声の変な声で安否を気遣って
くれるのである。

電話に出ると例の変な声で、
「震度5以上の地震が発生しました」
「お変りはないですか?」
ない場合は数字の「0」をある場合は数字の「1」を
などと。。。

もうほっとけ....

だがほっとくと確認が取れるまで電話がかかってくる
システムになっており、
試したことはないがヘンテコな声で半永久に気遣って
くれる様なのである。。

YahooBousaiAP
(騒がしいアプリ:震度6以上の設定はない)

う~ん...

今後更に季節柄、ゲリラ豪雨に熱中症と
滅多に鳴らないスマホと言う安全警報器がとっても
騒がしくなりそうな予感である。。。