新屋山神社のこと | お金の管理ができないダメ人間

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40代共働きの派遣社員。不登校高3と小学生の子持ち。借金まみれの貯蓄ゼロ。いいかげん家計と自分自身を見つめ直さないと、このさき生きていけないと思って立ち上げたブログ。基本的に自分用のメモとして使用。

初めに言っておくと、私は特に信心深いわけでも、寺社仏閣巡りが趣味というわけでもありません。

ですがこの神社については、不思議なこともあるものだなぁと感じることがあります。



【新屋山神社】



山梨県の河口湖近くにある神社です。

金運神社として一部界隈では有名らしく、私は何で知ったんだろう…Twitterで紹介されていたのかな?

その時すでに借金で首が回らない状態になっていた私は、神にも縋りたい一心で、2年前に初めて、電車とバスを乗り継いで訪れてみたのです。

(※ちなみにこちらの写真の本宮とは別の場所に、奥宮というものがありますが、奥宮は気軽には辿り着けない場所にあるのでまだ行ったことがありません。)


バス停で降りて、静かな住宅街と畑の中を登った上にひっそりとこの神社はあります。

富士山を背景に突然現れる、異様に鬱蒼とした森。

隣の駐車場には県外ナンバーの車が目立ちます。

上の写真からも感じるかもしれませんが、私の第一印象は「ちょっと怖いな…」でした。

少し京都の伏見稲荷に似ているようでもありますが、もっと暗くて圧があるようで、森の中の鳥居を抜けて上の拝殿に着くと、開けた場所にちらほら人がいてほっとしました。

手順通りにお参りしたのですが、本殿で手を合わせたその瞬間、曇り空の頭上から光が差し込み、一瞬だけパラリと静かな雨が降ったのです。

その時の私は「へぇ不思議…」としか思わなかったのですが、なんとなくその体験が心に残っていて、あとで調べたら「雨は神様に歓迎されている証」でもあるらしいですね。


金運の神様にお参りしたからといって、急に宝くじが当たるとか、収入がなぜかアップ!みたいなことにはなりません。

ですが私がこの神社について不思議だなと思うのは、「新屋山神社に行こう」と思い立った瞬間から、何かお金と人生にまつわる大きな決断を下すことになる、という点です。

2年前に初めて新屋山神社に行こうと思った時は、同時にそれまで選択肢になかった「任意整理」について検討してみようと自然に思い立った時でもありました。

去年行った時は、不登校の息子の進路に悩んでいました。でも、今年もあの神社に行ってみようかなという気になったあたりから、「結局私が稼いで息子に選択肢を増やしてあげるしかないな、よし転職しよう」と思い立ち、あれよあれよと次の仕事が決まりました。

いずれにせよ、

《神社に行こうと思い立つ→その時悩んでいることの解決策が思い立ち、何かに突き動かされるように行動を開始する→いざ神社に行った時には「こういう感じで行動するつもりなので応援してください」と祈ることになる》

…というのが、私と新屋山神社の関わり方なのです。


ちなみに2回目に訪れたときは、一番目の鳥居をくぐった瞬間にふわっと風が吐き、あぁ歓迎されているなぁと泣きそうな気持ちになったのでした。

人によるとは思いますが、私にとっては特別な場所です。

今年も気が向いたら参拝します。

きっとまたその時には、何かしら私は決断を下すことになるのでしょう。