それは、何とも眩く
そして、怪しげな光りに
包まれた刀でございました
ある日見た、夢のお話しでございます
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古く小さなお社のような場所に
私はおりました
そこには小さな刀が置かれており
その刀は、姿が見えないように
茶色の紙に包まれておりました
私は、包まれた中身が何なのかを
瞬時に分かったのでございます
浮き上がってくる文字とともに…
そして私は、その刀を懐に大切に持ち
逃げるように急ぎ足で
どこかへ向かっておりました
ただ必死に走り
奪われないように走り続けました
そしてその刀を、また隠すのでした
そこは暗く人気がないような場所に…
｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡.｡:+*
ここで目が覚め
今のは何だったのか…という朝でございました
そんな夢を見た後に
旦那様も同じように、刀の夢を見るのでした
短刀や長刀のたくさんの刀を抱え
逃げ惑う夢…
そして、その刀を隠したのだと…
不可解な夫婦揃っての、刀の夢は
私たち夫婦を、古の都 京都へと誘うのでした
ホテルも取れて、旦那様の休暇も取れて
ここまで、順調に参りましたが
一華の突然の体調不良…
熱が出れば断念したものの
動ける体調不良に、計画続行と致しました
こういう時はいつも、サポートしてくれる
旦那様は中止を伝えるのですが
何故だか今回は言わないのです
そして、8時間もの車での旅
無事、京都へ到着
まず最初に向かった先は
かの有名な、安倍晴明を祀る
⛩晴明神社
晴明公の屋敷跡である現在の場所に
社殿が設けられました
度重なる戦火によって、その規模は縮小され
古書、宝物なども散逸し、社殿も荒れたままの時代が続きましたが
京都では、豊臣秀吉の名をよく目にしました
それと同時に、徳川家康の葵紋の
「葵」の文字も…
まるで私に何かを言っているようでした
秀吉の陰陽師の弾圧
「占いや予言によって人心を惑わす可能性があるから」との懸念から
いわゆる陰陽師狩りに力を入れたのでした
100名以上の陰陽師が荒地開墾の名目で
辺境に追いやらされたり
陰陽道のシンボルとなっていた
安倍晴明ゆかりの施設や書物などを
全て破棄してしまったのです
お天気なのに雨が降るという
不思議な天候の中
いざ参内！
新たな五芒星の印が
脳裏に浮かびあがりました
これが結界の印ですな
清明は、衣の中で平和を祈って
印を結んでいるのだとか…
私は行く神社仏閣の度に
何かを得ていると感じていて
ここも同じくなのですが
面白い事に、清明神社では
声でのメッセージではなく
イメージを受け取る初めての感覚でした
肝心の安倍晴明は微笑んで黙ったまま
この意味が、この後に行く
伏見稲荷神社で分かった事なのでした
イザナギとイザナミの神話で
黄泉の国で、イザナギが投げたのも桃
厄除け…まさに！ですな🍑
こういうのがあったらやるでしょ！
旦那様も一枚撮ったのですが
面白すぎて出せません
面白いから出せばいいのですが…
こうして、初の晴明神社への参内は終え
次なるところは
⛩伏見稲荷神社🦊
ここは、出会いたいものがありました
辿り着けるかどうかはその時次第という事で…
体調不良が心配の種でございました
神社参拝で体調不良の時は決して行かない私が
伏見稲荷神社では行くという
面白い展開へとなって参ります
これもまた意味があっての事なのだと…
京都🍁陰陽師への旅～第二章へ続きます
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